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無敗の門番  作者: 魃
第三章~組織~
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第三十四話

またミスってた...



さすがに一日二本書くのはつらいものですね

二人はアジトの中をゆっくりと歩いている。

「そういえば、僕の部屋はあるのかい?」

ロイはリオンに聞いた。

「空いてる部屋は山のようにある。まだ組織が出来て間もないからな。だから組織の名前も決まっていない」

「へぇ、名前がないのは不便じゃないかい?」

「なくても特に困ってない。だが、近いうちに決まると思うぞ」

「おい!そこのお前!」

二人の前に一人の男が立ちふさがった。

「はやく決まるといいね。あ、ボスに聞きたいことがあるんだった。ちょっと行こうよ」

「あ、あぁ」

二人はそのままUターンした。

「え?ちょ、まっ」

二人がUターンしたのに驚き、戸惑っている。

「お願い...待って...」

男の願い虚しく二人はどんどんと離れていく。

「ロイ、どういうことだ?」

「なんのことだい?」

「シオンのことだ」

「さっきの人はシオンっていうんだね」

「なぜ逃げる。お前なら逃げる必要性なんてない。あいつはそこまで強いやつじゃない」

リオンがそう言うとロイは

「まぁね。彼じゃないけど、めんどくさそうだったからね。それに、ボスに聞きたいことがあるのは本当だしね」

「そうか、ならいいが」

二人はシオンをおいてボスの部屋に向かった。





「ボス、聞きたいことがあるんですけど」

ロイはそう言いながら扉を開けた。

「あれ?けっこう早かったね」

フィンは驚いたように言った。

「そういえば、矢はこないですね」

「もったいないからね。新人さんが来るときだけ作動してるんだよ」

フィンはふつうに言った。

「で、聞きたいことってなんだい?」

「この組織の最終目標、ってとこかな。世界を統一することはわかってるけど、その後もなにかあるんだろ?」

「そのことか...」

フィンは言うかどうか迷っている。

「そうだね、幹部は知ってることだからね言おうかな」

そう言うとフィンは、近くのイスに腰かけた。

「僕はね、人間じゃないんだ」

フィンの話が始まった。

「じゃあ、魔族なのかい?」

「いや、僕は天使エンジェルの生き残りだよ。もう僕しかいない」

「天使、か。聞いたことないね。文献とかけっこうみてるけど天使なんて聞いたことないね」

「そうだろうね、もう何千年も前のことだから」

「...それは知らないはずだね」

ロイの顔はひきつっていた。

フィンの見た目は10歳ほどにしかみえない。何千年も前に滅んだなら、フィンは何千年も生きてるということになるからだ。

「僕は、天使を滅ぼした神族ゴッドを倒す。それが最終的な目標かな」

「神族か、それも聞いたことないね」

「神族はね、見た目は人間と変わらない。だから人間に紛れて生活してるものがほとんどなんだ。だけどね、神族の王は違う。王は雲の上に住んでるんだ。王は誰かの手によって世界が統一された時、ここに降りてくる。僕はその時に僕は王を殺す」わかったかい?

フィンはそういうと軽く微笑んでみせた。

「...ある程度はわかったよ。でもなんで神族は天使を滅ぼしたのかな」

「そんなの知らないね。僕にはそんなの関係ない」

「まぁいいや。僕は協力するよ」

「ロイくん、ありがとう。頼もしいね」

「じゃあ、ぼくらは戻るね」

「あぁ、またね」

そしてロイとリオンはフィンの部屋を後にした。

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