第三十話
なんだかんだで一ヶ月!!
はやいものですね~
最近滝峰 つづりと勝負してることを忘れそうでした
PVもユニークも負けてます...
唯一勝ってると言えるのは毎日定時更新してることですかね
これからもがんばるので読んでる方は応援よろしくお願いします
シグルドによるレイナの稽古は一週間ほど続いた。
シグルドの稽古を受けたレイナは、以前の比べ物にならないほど強くなっていた。
「村長、世話になったな」
「お世話になりました」
軽く頭を下げる二人。
「いえいえ、私たちはなにもしておりません。むしろお礼を言いたいのです」
「なんでだ?」
「私たちは人としてやってはいけないようなことをしてました。それをあなたたちが止めさせてくれた。それはすごくありがたいことです。本来殺されても仕方のないことでしたが、あなたたちはチャンスをくれました。私たちはそのチャンスを全力で生かすと約束します!」
気がつくと村人全員が家から出てきており、一斉に深々と礼をした。
「え、えっと...、頭をーーー」
「行くぞ、レイナ」
シグルドは村人に背を向け歩き始めた。
「し、シグルド!いいんですか!?」
レイナは軽く走って追いかけてきた。
「こういう時はな、こうするのが常識なんだよ。覚えておけ。あいつらは俺たちが見えなくなるまで頭を下げ続けるだろうからな」
「それは、わかりますけど...でも!」
「俺たちには時間がない。今日中にあの山を越えなければなりないからな」
シグルドの指差す先にそびえ立つ山、『ライノス山』を越えなければならなかった。
『ライノス山』標高1000mほどの山でサンドリアと、パイヤンの国境となっている山。つまりその山を越えなければパイヤンにはいけないということだった。
「...わかりました、行きましょう」
レイナは少し早足で歩いた。
「これが『ライノス山』、けっこう大きいですね...」
「よし、さっさと行くぞ。今日中に登らなくてはならんからな」
「どうしてです?私は野宿でも構いませんけど」
「野宿が嫌じゃないんだ。ここにいる魔物が嫌いなんだ。ここの魔物はなぜか知らないが変な耐性を持っているんだ」
シグルドはめんどくさそうなかおでの言った。
「どんな耐性ですか?」
「奴隷化無効なんだよ。だから俺の『奴隷門』は使えない。魔物を呼ぶことはできるが、新たに捕まえることができないんだよ」
「へ、へぇー、なんでそんなことを知ってるんですか?」
「文献だ」
シグルドは表情を変えずに言った。
「とにかく、ここの火竜は会いたくない。なるべく早く越える必要性がある」
「わかりました、じゃあ、行きましょう!」
レイナは元気よく、シグルドは怠そうに登り始めた。
「......これが若さってやつなのかの~」
「あんまり年変わらないはずなんですけど...」




