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無敗の門番  作者: 魃
第一章~サンドリア王国~
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第十四話

始めてから早二週間...




うーむ、ノリと勢いでどこまでいけるんでしょう...


「ま、なかなかだったぞ」

シグルドは刀を鞘に戻しながら言った。

「うー、あんなに軽々とされたあとに言われても...」

へたりこみながら言うレイナ。

「まぁまぁ、レイナさん疲れたかい?」

「少しだけ」

「じゃあ、今から僕とやろうか」

「は、はい!」

シャキッと起き上がるレイナ。

「じゃあシグルドは...」

「寝る」

「僕たちが油断してるとおもったらこれを投げてくれ。いいね?」

そう言うとロイはシグルドに小石を渡した。

「あいよ」

嫌々ながら小石を受けとるシグルド。

シグルドの顔がにやついていることにロイは気づかなかった。

「よし、じゃあいいよ!」

「行きます!」

ロイに向かって走るレイナ。

「キャー」

そして急に悲鳴をあげてのけ反るレイナ。

「はぁ、はぁ」

「......シグルド?なにをしたんだい?」

「油断してたから石を投げてだけだぞ?なにか問題でも?」

シグルドの言葉にロイはタメ息をつきながら

「はぁ、今の反応は以上すぎる。君がなにかしたんだろう?」

「普通に投げただけだって」

「どんな風にだい?」

「どんな風にって、普通に片手でひょいって」

ジェスチャーをしながら説明するシグルド。

「うん、ならどうして...」

「投げたあとに『転移門ワープゲート』を使っただけだ」

「それだよ!」

ロイは怒りながら言う。

「とっさのことにも反応できなきゃ駄目だろ」

「どのくらいの位置に飛ばしたんだい?」

ロイの顔は笑っているが目が笑っていないことしシグルドは気づかないふりをしながら

「10cmくらい?」

「はぁ、いきなり10cm前くらいに石が急に現れたらそれは僕でも驚くよ」

怒り半分、呆れ半分で言うロイ。

「またまた~、ご謙遜を♪」

「.....シグルド?覚悟はいい?」

「あ、あのー、私は大丈夫なのでやめてください...」

恐る恐る言うレイナに、シグルドは

「はぁ、駄目だな。お前そこは、『私のために争わないでー』とかいわないと、あれ?ロイどうした?殺気が溢れてるぞ?まさか侵入者か!?ん?レイナもどうした?熱でもあるんじゃないか?顔が真っ赤だぞ?」

レイナが顔が真っ赤な理由、単に恥ずかしいだけだ。

「う、うぅ。わーー!『真空斬ウィンドすらっしゅ』」

まだ完成していないのか、技の語尾が幼く聞こえた。

その幼く聞こえたとは裏腹に当たればシグルドもただではすまない一撃がシグルドを襲う。

「あっぶねぇー」

咄嗟に刀を抜き軌道をずらすシグルド。

ドォォォン!!!

爆音が鳴り響いた。

「いい技もってるねー。この威力は脅威だぞ」

「確かに。これはすごいね。風属性の魔法だね」

レイナの一撃をみて、さっきまでのことを忘れるロイ。

「うぅ...」

「レイナ、今のはいい技だったぞ。その技を磨いていけばいいんじゃないか?」

「そうだね。他の技も身につけばいいと思うよ」

二人のアドバイスを聞き、レイナは

「は、はい... 、でも私どうやってるかわからないんですよね、我を忘れた時にしか出来ないので...」

「「はい?」」

レイナの言葉に二人は固まった。

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