↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/13

現実と幻覚

それからというもの、自分の心のなかに飛び込むことにハマってしまった。あれを使うと、心のすべてが分かった。まずこの世のあらゆる出来事は、すべて自分の心が作り出しているということだ。つまり、世界とはすべて脳の中の幻想であった。

私がおじいさんの成仏を見て以来、しばらく間を空けた後に、心の世界に入った時に感じたことである。いつもの通り、幾何学模様と吐き気とともに、異世界へ飛ばされた私は、いつもの街へ出ていた。だがどこか異様だった。あたりは暗く、顔のない人がただウロウロしているだけだった。襲いかかろうともせず、ただ自分の役割を全うするだけ。ただ、あまりにもリアルすぎるので、こちらが本物であると確信してしまったのだ。つまり現実は、脳内で形成された構造体に色を付けられたものに過ぎない。

これを人々が幻覚と言うなら、私は現実と幻覚が逆転してしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。