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33話:医学とパソコンの話1

 これに対して、私は、ちょっとプロパーと言っても、営業のセンスはないので、特技で先生方に入り込もうとしたと言った。それは、昔、日本初の本格的パソコン、富士通マイクロ・エイトを使い始めていたので、パソコンオタクとして、先生に入り込んだと言った。


 プロパーになりたての頃、NEC9800が日本で出たばかりで、医療の統計の勉強をして、マルチプランとか、ロータス1.2.3と言った、表集計計算ソフトの使い方を勉強した。


 その後、医者の世界では、アップルのマックと言うパソコンが流行り、学会発表のスライド作りに活用されるようになり、親しくなった先生に使い方を教えてもらい、利用させてもらったと語った。


 その後、転勤で地方に移動し、その県の大学病院を担当した。その大学の整形外科では、1人、東京から来た、パソコン大好き先生がいた。すぐに、親しくなり、彼と二人三脚で、医療のデータベース化を研究した。


 その応用として、カルテの電子化、手術記録のデータベース化、医局の患者さんの記録のデータベース化とデータベースのひな形作りを勉強した。ちょうど、良いことに、清水の横浜時代にKO大学医学部の先生に、パソコンをいじっている珍しいプロパーがいると、紹介された。


 そのため、データベースの構想と、医療に生かすとしたらどのようなデータベースが良いかと、検討するようになった時、これは、公表してはいけないよと言われて、アメリカの会社のデータベースと言うソフトをもらって、使い方の勉強をして数年後、改良版のデータベースをもらった。


 そのデータベースが、医療用に応用しやすく、過ぎにひな形の原案が数種類、完成した。その中から、先生方にとって、使い易く、見やすいデータベースのひな形を決めてもらい、膝、手、腰の手術データベースと最初に作った。


 そうしているうちに、学会のスライド作成用のマックがアメリカから入ってきて、このパソコンと特長は、画像を取り込める事だった。画像というのは、文字の数10倍、カラーでは数100倍のメモリーを食う。


 そのために、画像入りのデータベースは、最初、10枚程度しか作れなかった。日本のパソコンでは、性能上、ほとんど無理だった。そこで、NEC98でデータベースのひな形を作り、そのデータベースをマックが読めるように、データ変換したデータベースをたくさん作った。


 数年後、ハードディスクという、当時のフロッピーディスクの数百倍の容量の装置、完成し使われ始めた。それを見て、これでカラー写真入りのデータベースが作れると思った。


 しかし、その当時のCPU「中央演算装置」の能力が低くて、データを移すのに大国次官がかかり過ぎて使い物にならなかった。そこで、マックに、その当時、メモリの価格が高く。地方の大学病院の医局の予算、1年分を使い高性能マックを買ってもらった。


 ちなみに、購入価格は、高級ベンツ2台分位した。そして画像を複写すると言うことは、まず、最初に、画像データをカラースキャナーで読み込み、パソコンに送り込み、順番に、メモリに記憶させる。


 つまり、データーを読み込みと書き込むので2段階をへなければならない。蓄積したデータをハードディスクから読み込み、メモリーに書き込むので2段階、印刷するなら、もう一段階として印刷の時間がかかる。


 メモリーの値段も、毎年、1桁下がり値下がりすることで、超高速のメモリで読み、移送させられるようになった。その間に記憶装置「ハードディスク」価格は、さらに、もう1桁さがり、安い大型ハーディスクが一般化された。


 その技術進歩により1990年代には、カラーのスライド、カラーのデータベース化が様になったと言える。その地方大学の医局で、日本初のデータベースの生まれた。


 その後、その医局の教授が、熱心に、カルテのデータベース化をマックのアップル社とコンピューターの巨人IBMの全面協力の下に、約6年かけて、完成した。しかし、これは一般的に知られていない。

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