32話:同窓会での話2
清水の方は、男友達に、大手製薬企業の営業で、高給取りで、うらやましいなと言われた、そしてどこに住んでると聞かれ、関内と桜木町の間のマンションというと、一等地じゃないか、すごいなと驚かれた。
そんな、話が続き、19時となり、2次会に行かれる方は、どうぞと幹事が言うと、3,4人ずつのグループに分かれ、桜木町の近くの野毛へ行こうと言う仲間と中華街、横浜駅周辺に行く連中がスナック明美を出て言った。
残る者、帰る人もいた。清水が野毛のグループ、薫子が横浜駅のグループとなったが、男性達と女性達のグループに別れて、店を出て行った。
清水は、野毛のおでん屋に、入り、熱燗で、仕事時代の話中心に盛り上がった。
しかし、1時間近くすると、横浜に行った、女性達を呼べよ、男性の1人が言うと、だれか、連絡取れる奴いるかと、言われると、清水が、やってみようかと言い、薫子に電話した。すると、薫子が、タクシー代払ってくれれば、すぐ行きますと言った。
言い出しっぺの加藤がOKと言った。それを聞いて、4人の女性達がタクシーで、15分以内に、その店の前に行くと連絡してきた。10分位して、加藤が、俺が呼んだから、通りで見てくるといって、店を出た。
数分後、加藤が、お姉様方の到着と、酔っ払いながら戻って来た。女性達が、タクシー代、ありがとうねと、加藤の肩を叩いた。じゃーみんなそろったところで、好きな飲み物をもってと清水が言い、乾杯の音頭を取った。
一つの大きなテーブルに、集まって、その後の、話が始まった、その時、加藤が清水の所へ来て、お前、プロパーやってたんだってと言い、隣の席に来て、話しかけて来た。
そうだよと言うと、すごいなと言い、加藤が医薬品卸のセールスをしていたと打ち明けた。プロパーさんの苦労は、散々見たよと、懐かしそうに言った。清水が、卸さんかと親しそうに言った。
毎朝のように、卸さんを訪問したよと懐かしそうに清水が言った。でも、プロパーさんは、給料が良かったよなーと言い出し、時に、新製品の売り上げキャンペーンは、100万円の賞金が出たと言うと、周りから、マジかよ、と言う声が飛び交った。
また、薬価の高い商品を売っている製薬企業では、年に3回のボーナスが支給されたと聞いていると、言い、1千万円越えのプロパーも多かったとな話した。清水が、ちょっと、オーバーだよと言い、でも接待合戦は大変だった。
あまりの激務で体や精神に変調をきたして、退職した人も多いと語った。加藤が、そうだった、そんな話も数多く聞いたと言い、商売がでかい分だけ競争も激しい、まさに、食い合い、営業合戦だったねと懐かしそうに話を続けた。
数多くの優秀なプロパーさんに会ったよと言い、思い出話が始まった。1人は、気が利いて、面倒見が良くて、ハンサムで、先生方の接待でも好評だった。高級料亭で夕食を食べ、2次会は、高級クラブで、美人をはべらしていた。
接待が終わると、そのできるプロパーは、美人の女性から耳打ちされた。接待が終了すると、卸セールスは、駅まで歩き、家へ帰る。プロパーさんは、美人さんと近くのカフェで待ち合わせて、その後、しっぽりと1夜のアバンチュールを楽しんだ。
しかし、プレイボーイ型のプロパーは、多くの美人に手を出して、かみつかれたりして、手切れ金を要求されたりしている人もいた。また、女で身を持ち崩した人もいた。仲には、ヤクザの女をものにして、袋だたきになった奴もいたっけと言い思い出し笑った。
また、彼らに共通しているのは、記憶力が良く、直ぐ覚え、また、きちんと情報はメモしていた。できるプロパーは、とにかく、一芸に秀でていた、ゴルフ、テニス、株投資、釣り、麻雀、スキーの先生になれる程の達人ばかりだったと話した。
その特技を生かして、ポイントとなる先生を1本釣りして、効率的に売上を上げていたと話した。交際費も年間100万円どころではなく、1回100万円という話も聞き、仲には、自分の年収と同じくらいの交際費をもらう会社もあったようだと言った。その加藤の話を聞いていた、女性達の一人、今市が、清水さんは、どんなタイプのプロパーだったの質問した。




