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お仕事してんのよ

なにやら、そろそろ終わる気配が…?

どうも、こんばんみ。


新しい情報が入ったのでニュースの時間です。


夕方ハザードでの、男子のみによる攻略組みと、女子の体育館立てこもりは毎年同じらしく、女子の半数近くがパーティーに参加出来てるらしいです。


ただ、女子の割合は一学年の三割程度と元々少ないですから、情けを掛けて貰ってる状態ですかね。


まあ、あのピンクのは講堂側から男子と出撃しむざむざグールの餌食になりに行って沈んだそうだ。


とりあえず、私がクリアしたから生き残った人はパーティー参加出来る事が確定している。


一年生と二年生あわせて五十人を超え例年よりかなり多いらしいです。


毎年、途中途中で手を加え人数調整するとかしていたらしく、私はの感が良すぎてスイマセンねって所ですか。


で、明日から夕方ハザードは敗者復活戦として、特別に希望者を募り開催するのだそうだ。


二人一組と肝試し感が半端ない。


人数多いから減らしたいのかと考えたけど、さらに追加してしまうらしい。


生徒会と学園祭実行委員会の自由度が半端ない。


レプリカグールの数は減らし代わりに私考案の罠が採用され多数設置される事になった。


ドアを開けると黒板消しが落下から始まり、ピアノ線で足を引っ掛けたり、何処からともなく盥が落ちてくる鬼仕様や、いきなり壁(障子仕様のお洒落感)から無数の白い手(生徒会役員と実行委員の共同参加)が出てきたりするみたいな簡単なタイプばかりだから紙代以外の費用はかからなくて、とってもリーズナブル。


で、ゴール目前での無数の手はインパクトが強かったのか、参加の決まっていた生徒数名に体験してもらった所、腰が抜ける者が続出したらしいのでインパクトは十分。


こいつが、毎年どこかに設置される可能性があるとさ。


あと、気絶者も一名出してしまったらしい。


惰弱な。



そんな内容が書かれた感謝状を読みながら、いつものように図書館のカウンターでココアを飲む私がいた。


とりあえず、平常運転でどうぞ。



受付カウンターを通りがかった、イケメンのマンサムがパーティー云々の話題で話しかけてきた。


「話を聞いた時は、貴族のパーティーなんか興味ない人だったから驚いてしまいましたよ」


「…ちょっと短気起こしまして、自分の首締めてきちゃっただけですからね~」


まー、怪しいからやりましたが、シャレが半分からのド本命でしたからね。


ほぼ確信犯でしたが、あからさまに見える場所に設置してあって、一手間加えなかったのは、運営側として怠慢が過ぎると思いますよね。


ほら、謎解きが全部出来るまで触れないとか、謎々を1つ解く度に封印が解けてゆく的な演出。


解除演出は、生徒会手動式でも鍵を渡すでもいいんだし。


「館長は夜会用のドレス持ってないですよね」


「まぁ、必要性がないので持ってないです」


―必要な時にはマジ風邪引いてごまかしますよ?


そうそう、クマがあれば、病人らしくていいですよね。


一週間くらい前から、食事制限(絶食含む)と不眠で数日を過ごす“逆体調管理”を開始すれば、問題なく?


身分がやたら高いし接点が無さ過ぎでして、監視役の口封じは不可能なのはハナからわかってんですよ。


流石に、私も死刑にはなりたくはありません。


とりあえず、時間的に余裕はありそうですが、仕事を理由にして不参加の意向を伝えて来てあります。


真っ当な平民の女子なら憧れるけど、養父様関係の招待も辞退しまくった私が、今更どのツラ下げて参加する事になったと家に報告しなくちゃならないんですか?


内緒には出来ないと思うので、一応向こうに居る間に手紙出しました。…ええ、手紙なら要件だけで済ませられますし、不義理な娘は手紙で済まさせていただきました。


やっかいごとの匂いしかしなかったので、そうしたんです。



「余所行き用のドレスはあって損しませんし、この機会に何着か作りませんか?」


「また軽く言いましたね」


「えぇ?」


「オーダーのドレスなんて普通持てませんよ」


「しかし、私の知ってるご婦人方なら皆何着かあっ当たり前だと聞かされましたし、そういう物だと思ってましたが?」


「育ちがモロに違いますね」



ロデック家と繋がりがあってドレスの話をする人なんてな、明らかな富裕層ですよ。


「わかりませんか。パンを買うか着ないかも知れないドレスを買うかの選択させられたなら、私はパンを買います」


もし、年頃の娘がいて頼まれたら、なんとかして買ったやりたくなりそうだけどね。」


私はパン一択です。


「でも館長なら、何とか買えるでしょう?」


「買えますけど、あまり積極的には買いたいって訳じゃないって話なんですよ。

庶民で学生なら、古着屋さん経営の貸ドレスが精々でしょうね。私は休みの日にそっち当たろうかと考えてますし…」


「それでもいいでしょうけど、館長は考え方がラフ過ぎるて思いますよ」


「館長として行けば、制服で済まされないかしら?」


「学園内ならまだしも、外でその服は外交問題に発展しそうなのでやめてください」


「わかってます。流石に冗談ですよ」


もし、制服を着てくなら、学園の制服着て行きますよ。

よほどその方が無難に見えると思いませんかぬ。



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