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やっちゃならん事が出来ますか?

忘れていませんか?彼女は学園の鬼才です

絶対にやってはいけないとゆう事は、やはりやってはいけない事なのだ。


―だが。


皆さんはご存知だろうか?


“入口は出口である”総てはこの一言に尽きる。


ダンジョン最奥到達した覇者。

お花詰みに小さな部屋に入った絶世の美人。


鳴らぬノックと帰らぬ父の帰りを待ちじっと扉を見つめる一人のこされた小さな家族。


暖かい家庭の営みを一瞬でメチャクチャにして去る暴漢すら窓であれ入口として利用する。


薄暗い部屋を照らす希望の光。

手にすれば栄光と名誉を与えるただ一つの真理。


ああ、私はコレから悪魔になるのだ。



「とったどーっ!!」


体育館中央に置かれた魔導具を手に私は高らかに宣言し。


《リンゴーン、リンゴーン…》


同時に予鈴の鐘が鳴らされた。

そう、真理は此処にあったのだ。

居合わせた者達の視線は痛いが戦いは終わった。


私と言う生贄を捧げる事によって全てが終わった。


やっちゃならん事が出来る英雄の魂よ。


我に幸あれ、そして居合わせた君たちに永遠なれ!


何故であろうか、体育館の舞台裏から覆面野郎が飛び出してきた。

生徒会を語り何故か私に怒りを露わに詰め寄ってきた。


そして私は拉致られる。

しかし私は“弁護士を呼べ!弁護人を要求する!”連れ去られる間、ただ其れだけを叫び続けた。

私は、やっちゃならん事が出来る人間です。


見えるところに置いた奴が悪いのだ。


―じゅびじゅばー。

オワタ

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