6.新しい仲間新しい敵
6.新しい仲間新しい敵
俺の名は《蛾麗 雫》ある日ソウルキリンガーになった。今日は冬華と遊園地の裏の森に来ていた。
雫『本当にここなのか?』
俺は冬華と遊園地のそばまで来ていたのだが、冬華がバグルの気配を感じたらしくこの森まで来たのだ。
冬華『おかしいわね…ここのはずだけど』
雫『ここは俺が前に戦った場所だな』
ここの池は前に俺がバグルと始めて戦った場所だ。
雫『しかし…どこだ?』
探していても見つからない。
そんことを言っていると。
???『もうバグルはいないよ』
俺達はいきななり現れた人物に驚いた。バグルではないようだが何者だろうか。
冬華『あら…あなただったのね』
雫『冬華…知っているのか?』
冬華は何か知っている様だった。
冬華『ええ…ソウルキリンガーで同じ高校よ彼』
雫『そうなのか!』
俺は驚いた。いや俺達以外にもソウルキリンガーがいるだろうと思ってはいたがまさか同じ高校にいたとは。
雫『なら…これから一緒に戦えるな』
???『…まあ…何かあればな…』
俺らは軽く話した。
雫『そう言えば名前まだだったな…俺は《蛾麗 雫》だ…あんたは?』
???『《如月 春杷》(きさらぎ かずは)…まあよろしく…』
おとなしい性格だろうかそれともマイペースなのだろうか?とても落ち着いている。
雫『春杷のソウルキリンググッズはどんなのだ?』
一緒に戦うなら春杷の力が知りたいと思い聞いてみた。
春杷『俺か?…まあ一体型ソウルキリンググッズ…《雷脚》だ』
雫『一体型?…………ああこの前冬華に教えてもらったやつか?確か…ソウルキリンググッズには…装備型、一体型、生物型があるんだろう?』
数日前冬華に教えてもらったものだ。
春杷『ああ……俺は足に核を組み込んだソウルキリンググッズだ』
雫『ふぅーん…あっ!俺は装備型の紫雨一式って言うんだ…まあこれからよろしく』
春杷『……よろしく』
俺達はそう言い握手を交わした。
冬華『お二人さん』
突然冬華が俺達の間に入ってきた。
雫『ん?どした?』
俺がそう言うと。
冬華『気づいてなかったの?…バグルよ』
冬華の指差す方には弱々しく近づいてくるバグルがいた。
春杷『……あれ?…殺したつもりだけど……』
春杷は不思議だなーとした顔をしている。
雫『おいおい』
俺は紫雨一式を構えた。
雫『春杷…見るか?俺の紫雨一式』
春杷に聞くと。
春杷『いや…いいや俺が殺すよ』
春杷はそう言うとバグルの近くまでいき。
春杷『《雷の斧》(いかずちのおの)』
春杷は足を高くあげバグルにかかと落としをした。激しい雷をまとった足がバグルを直撃する。
バグル『ぎゃあああーー』
バグルは跡形もなく消えた。
雫『やるじゃん』
春杷『まあ……』
これで完全に殺したはずだ。
冬華『さて行きますよー2人とも』
気が付けば冬華は先に帰ろうとしていた。
雫『待てよー…行くぞ春杷』
春杷『ん?…ああ』
こうして俺達は森を出ていった。
~~翌日~~
冬華『は~い…』
雫『誰かと話してたのか?』
俺が屋上に来ると冬華が誰かと電話で話しているのが見えた。もう話は終わったらしい。
冬華『まあね~マナカさんよ…近々帰ってくるみたい』
マナカさん…冬華を助け冬華の師匠をやっていた人物である…どんな人なのか興味はあった。
雫『会ってみたいな…』
冬華『優しいけど…ちょっとテンション高いのよね……』
雫『ますます会ってみたい』
そんな事を話していると。
冬華『今日もバグルを殺すけど…ちょっと厄介ね…』
冬華が珍しく険しい顔をしている。
雫『なんだよ?』
冬華『情報によると今回のバグル…多重魂なのよね~…』
雫『………たじゅうこん?』
まただよ!今度はなんだ~?と心の中で思っていると。
冬華『分からない感じね…簡単に言えば複数の魂が1つになったバグルってことよ』
と説明されるが。
雫『………ホワイッ?』
冬華『……え~……まあバグル同士が合体して1つのバグルになるってこと』
雫『…………まじ』
俺はこの前のバグルの時苦戦したことを思い出した。多分冬華が言うのなら今回の敵はもっと厄介になりそうだ今のままで勝てるのか?
雫『………………』
冬華『なに一人で悩んでるの?私がいるのに…雫は一人じゃないでしょ』
俺はその一言で少し気が楽になった。
雫『ああ…そうだな』
授業の鐘が鳴った。
冬華『さて最後の授業ね』
雫『ああ…行くか』
俺達は屋上をあとにした。
~~放課後~~
雫『ふぁ~~さて帰るか』
俺は帰り支度をして教室を出た。
雫『多重魂か』
俺は屋上での事を思い出していた。
雫『まあ…冬華もいるから大丈夫だな』
俺は一人じゃないその事が俺に勇気をくれる。
冬華『雫!帰ろ』
冬華が校門で待っている。
雫『冬華今日は頼りにしてるぜ』
冬華『まかせて…雫も頼んだわよ』
雫『ああ任せろ』
俺はそのまま冬華の家に向かった。
そして俺達の夜の戦いが始まった。
~~夜:橋の下~~
俺達は川に架かる橋の下に来ていた。
冬華『ここら辺で気配を感じたけど…』
雫『何もいねぇな』
気配は確かに感じるがバグルは見えない。
雫『なあ?多重魂のバグルはもう人の姿をしてないんだろ?』
冬華『そうよもう人っていう姿じゃないわ』
俺は考えた。どこかにいるはずだ!
雫『なあ…冬華…川の魚ってあんなにデカいか?』
俺は川の魚の大きさが気になった。
冬華『………あれね』
雫『あれ…なのか?』
冬華は川に近づき刀を凪払った。
冬華『氷月一式!氷牙一千』
氷の刃が千の刃となり川に降り注ぐ。
バグル『……小娘我の眠りを妨げたを後悔しろ』
バグルを見つけたが今でとは違う霊力も高いだろう肌が感じている。それに姿も人ではなく鮫のような姿だ。
冬華『後悔するのはそっちよ!』
冬華は刀でバグルを斬りつける。
バグル『この程度か?…ふん』
冬華『きゃあー』
刀で攻撃していた冬華はバグルの尾で弾き飛ばされた。
雫『冬華!』
俺は冬華にかけよった。
雫『冬華無茶すんな!』
冬華『ごめん』
雫『行くぞ…』
冬華『ええ…私ならやれる』
俺達は二人でバグルと対峙した。
雫『紫雨一式・雷印』
俺は銃を構えた。
冬華『氷月一式』
雫『紫雨一式・雷虎砲』
冬華『氷牙一閃』
俺達は二人同時に攻撃した。
ドドドッ…ドッバーン!ヒュンッ!ピキピキ…当たった。
バグル『なかなか良い攻撃だ…』
攻撃は当たったがあまり効いてない。
雫『やっぱり手強いな…』
冬華『そうね…でも諦めない』
雫『だな…まだまだいくぞ!』
俺達は一時間も戦った。
冬華も俺もそうとうダメージを受けている。霊石もこの前使ったから無い、バグルの方もダメージは溜まっているみたいだ。
雫『まだだ!……ぐわぁ!』
俺が弾を放とうとしたとき強い尾の攻撃をうけてしまった。
冬華『…雫……うっ…雫』
冬華も限界だ。
雫『くっそー!』
バグル『…はぁはぁ…ここまで戦ったことを誉めようだが…終わりだ!!』
そう言うとバグルは口を開き牙で襲ってきた。
冬華『雫!!』
冬華が叫んだその時。
春杷『雷の斧!!』
春杷の声が聞こえたと思うとバグルの頭に雷を纏ったかかと落としが炸裂した。
雫『春杷!!』
春杷『大丈夫か~?』
春杷から緊張感のない返事がかえってくる
雫『大丈夫に見えるかよ』
春杷『そうだな…雫…同時に攻撃するぞ』
雫『……いきなり現れて……全く分かったよ』
俺は銃を構えた。春杷は高くとんだ。
雫『紫雨一式・雷虎砲!!』
春杷『雷の斧』
俺達は同時に攻撃した。
バグル『返り討ちにしてくれる!!』
バグルは大きく尾をしならせ勢いよく尾を叩きつけてきた。
ドッ…ガァーン!!!!
激しくぶつかり合った攻撃で辺りは砂煙で激しく覆われている。
雫『春杷!!』
俺は叫んだ。
春杷『雫…どうやら…終わった』
砂煙が晴れた時には黒い煙りが空に昇って消えた。
冬華『…雫…ごめん』
雫『良いって…無理すんな』
俺は冬華をお姫様だっこした。
冬華『雫…ありがとう…春杷もありがとう』
春杷『まあ良いよ…んじゃ帰る』
そう言うと春杷は帰っていった。
雫『春杷!!』
春杷は俺の声で振り向く。
雫『サンキュ!』
俺がそう言うと春杷は良いよと一言言いまた歩きだした。
冬華『雫…恥ずかしいから早く』
雫『ああだな』
俺達は傷ついた体で家まで帰った。
~~雫の家~~
雫『ただいまー』
俺は弱々しい声で家に入った。
足音が近づいてくる俺を見た姉ちゃんは。
雨未『雫ちゃん!!どうしたの?そんなに傷ついて!…冬華さんも!』
雫『ちょっと二人で遊んでたら怪我しちゃって…はは…』
そう俺は言い訳した。
雨未『……とにかく休んで…怪我も手当てしなきゃ』
姉ちゃんに言われて俺と眠りついている冬華は上がった。
それから俺達は姉ちゃんの手当てを受けて冬華、姉ちゃん、俺で一つの部屋に寝た。
~~翌日~~
俺と冬華の傷はまだ癒えていないそのうえ昨夜は動けていた俺の体も今では動かすと激痛がはしる。そのため俺と冬華はしばらく学校を休む事になった。
雨未『雫ちゃーん私学校に行くねー』
雫『……分かった…いってらっしゃい』
雨未『ちゃんと安静にね…月城さんもね』
冬華『はい…ありがとうございます』
雨未『よし…行ってきまーす』
姉ちゃんはそう言うと学校に向かった。
冬華『雫…ごめん昨日は…だから…その……』
冬華は何か言いたそうだ。
雫『なんだよ』
冬華『ありがとう……雨未先生にもしてもらって…』
雫『気してんじゃあねぇーよ俺が好きでやったことだし…姉ちゃんも好きでやってると思うぜ』
冬華『……うん…ほんとありがとう…』
そう言うと冬華は安心したのか眠りについた。
雫『さて俺もさっさと傷治すか』
俺は冬華の寝顔をみながら眠りについた。
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epilog
数日俺と冬華は姉ちゃんの看護をうけて順調に回復していき今ではすっかり元気になった。因みに数日間バグルは春杷が殺し回ってくれていたらしい。
冬華『まさかこんなに早く良くなるなんて…ありがとうございます雨未先生』
雨未『気にしない気にしない私が好きでやってたことだし』
ここ数日で2人とも仲が良くなっていることに驚く。
冬華『雫…今日からまた殺りますか』
冬華はなんだか上機嫌だ。
雫『まあ休んでた分頑張りますか』
雨未『何するか分からないけど…2人とも無理しないでね』
今日からまた俺達の殺しが始まる。
遅くなってすみません
まだまだ頑張ります




