城はパニック
アシュリー視点です。
あ.あ..ああ...ああああアアアアアアアアアあああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
居ない! 居ない!居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない!!
此処にも、此処にも!! 此処にも此処にも此処にも此処にも此処にも!! いったい何処にいると言うんだ!!
レイミア レイミア!! 僕の可愛いレイミア!! 何処だ、何処に居るんだ!! 早く出てきてくれ!!
ーーーーー
ーーーーーーーーー
今から数時間前、僕はレイミアの国外初の式典が1か月後に決まり、浮かれていた。ノアも普段より断然的に瞳は輝き、何処か誇らしげにしていた。
この時、僕達はその事に浮かれるばかりで、学者やグラーシア、国王とこれからの予定などを話すばかりで、レイミアのことを注意深く見てあげられなかった......僕達がレイミアが居るであろう所を振り返った時には既にもうそこにレイミアは居なかったのだ。
「え、衛兵!! 貴方たちレイミア様が何処へお行きに成ったか見ていなかったの!?」
「ヒッ!! も、申し訳ございません!! 我々が気が付いた時にはレイミア様はもう既に......」
「チッ......メイドたちは!?」
「わ、わたくしたちも詳しくは......あ...」
「何か知っているのか!?」
「きゃぁっ」
僕はグラーシアが衛兵たちにレイミアを見ていないかと詳しく訪ねているのを聞きながらレイミアが居なくなった理由を考える。その時に、一人のメイドが何やら意味深な反応をするものだから過剰なまでの反応をしてしまった。後悔も反省もしていないけどね。
「あ...あの、た、た、確か新人の、シュッ守衛の方がち、小さな方と何かお話を......少々遠かったので、顔までは......その...」
「色は!? その者の髪の色はどうだったのだ!?」
「し、白です!!」
「間違いない! レイミアは外だ!!」
「なんですって!? レイミア様がお一人で外出!? この国は確かに治安は良いけど、そんなの表通りだけよ!? 過って裏道に入ってしまった物なら......」
「っ!!......ノア! 今すぐ外出の準備を!!」
「わかってる!」
あぁ!! 可愛い僕のレイミア!! どうか......どうか無事で居てくれ......!!
********************
僕達は外に出る前に先程話に出ていた守衛に話を聞きに行った。すんなりとその守衛には会えたのだが、話を聞く限り、その守衛は街に出たのはレイミアだと気が付かなかったらしい。本来なら客人の顔は全て覚えるものらしいのだが、どうやら彼は今日が初出勤で先輩の名前と顔が一致しないくらいのぺーぺーだそうだ。
そんな彼は受付に来た幼児をこの城で働くメイドの子供だと思ったらしく、外出を帰宅手続きとして出してしまったらしい。
本来ならレイミアは竜族の里からまだ出れない年頃なのに......こんな見知らぬ国で外に行くだなんて、誘拐でもされたら......僕は、僕は.....この国を滅ぼしたって気がすまないよ!!
あぁ、どうか、どうか無事でいてくれよレイミア......
伝言って大事だなと思いますよね。




