表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
竜族族長の娘  作者: 五月雨 アルト
84/114

本当のイケメンに言葉はいらないと思う









ーーーー





 少しの眩しさに瞼を開けて、今だ寝ぼけた頭で辺りを見回す。竜族の里とは違う、刺すような朝日が射し込む部屋で私は2度目の朝を迎えました。はい、イザートに到着した日を含めると3日目の朝を迎えたレイミアです。おはようございます。






 折角の気持ちのよい朝なのですが、出窓の向こうに映るある物を見ると、憂鬱な気持ちになるのはきっと気のせいではないでしょう。







 その物と言うのは、誰かが置いたきれいなラッピングが施された箱のことなのです。えぇ。そうです、そうなのです。私は気のせいかと思ったのですが、こうも連続して送られては気のせいとは思えませんでした。









 ーーどうやら、ストーカーをされているようなのです。





















 兄が...........














 初日の夜も、図書室の帰りに私達兄妹が使う部屋へ向かうと、誰の物かわからない服が破き捨てられ、その代わりに見知らぬ男物の服が置いてあったり、大量の花束にプレゼント。そして、「貴方に似合うと思って」と書かれた手紙が置かれていて、ちょっと? した騒動が起こったのですが。どうやら、犯人は我が兄のどちらかへの熱烈なファンの様なのです。だって、万が一に同室を使っている私に贈られた物であるなら女物の筈ですし、手紙の文字も【貴女】ではなく【貴方】でしたもんね。それらは全て、送り先を男を指していることから。今回の事件から私は必然的に除外されているということです。イケメンは大変ですね。









 


 ですが、今回の件は特別兄達は気にしていないようでした。と言うのも。私は、実家(竜族の里)では家の兄達とは別の部屋で眠っていたので気が付かなかっただけで、どうやらアシュリー兄さんとノア兄さんは、前からストーカー被害に遭っていたようなのです。 ーーいや、直接聞いたわけでは無いので確証は無いのですが、兄さん二人はそのプレゼントを見て怪訝な顔をするでもなく、またか......と言うよな雰囲気で処分していたので、大分これらの事件には馴れている様子でした。まぁ、これだけイケメンならストーカーの一人や二人居ても可笑しくないのかもしれませんね。







 そして、アシュリー兄さんかノア兄さんのどちらかにストーカーをしている犯人は、昨日の朝と昨夜に続き、今日もプレゼント攻撃をしてきたと言うことです。ーー正直、こんなことしないで直接渡してしまえば良いのに......そう思ってしまう私が居ました。いや、実際、直接知らない女(女であって欲しい)に贈り物を貰っても困るだけなので、どちらにしてもやめて欲しいのですが。姿があるだけメルタルに響くダメージが激減されます。私へ贈られたものではないにしても、私の寝ている隙に、部屋の出窓に荷物を置かれていたら恐いので直ちにやめて欲しいものです。









 ーーまぁ、今回もその願い虚しく置かれているのですがね......はい。


 そんなことをため息混じりに考えていると、私の横で寝ていたアシュリー兄さんが起き出します。







「......ふぁ...ぁあ......ん?......おはよう、レイミア......先に起きていたんだね」


「おはよう、アシュリー兄さん......兄さん......また来ているよ」


「あぁ......またか......大丈夫だよレイミア。レイミアはなにも気にしなくてもいいよ」








 そう言いながら私の頭を撫でたアシュリー兄さんは、私が兄さんの事を心配していることに気がついた様子。それを和ませようと私の頭を撫でてくださいました。優しい兄をもって幸せてすね。私がそう染々思っていると、アシュリー兄さんはノア兄さんを揺すり起こして、出窓に置かれているプレゼントを取ると部屋を出ていきました。そして、ノア兄さんもなにも言わず、通りすがりに私の頭を2度程ポンポン、と軽く叩くと部屋の扉を潜り抜けて行きました。イケメンかよ............























 

テスト終わりましたふぅぅうう!!

これで更新頻度が大分向上すると思います。

(アルバイトの出張がある日はわからない)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ