宗教
宗教観念の話が出てきます。苦手な方は事故防衛よろしくお願いします。
どうしましょうか............マジで......
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国立図書館で探していた魔法や化学の歴史の本はあっさりと見付かりました。が、宗教関連の本は何処を探してもありませんでした。もしかしたら宗教と言う認識事態無いのかもしれません。でも、神様の存在は認識されているので、取りあえず神話の類を探したのですが、それもなかなか見当たりません。さて、どうしたことか............そう思っているとあることがふっと、頭に浮かびました。
神様が出てくるのは、お伽噺なのではないか、と..........そこに行き着いた私は、早速絵本や童話が集まっているコーナーに向かい、それらしい本を読み漁りました。読んでみると、神様や女神様の存在が出てくる出てくる............正直、何故これだけの存在が描かれているのに一切神様の存在が崇拝の的になってないのか不思議でしたが、よく考えてみればそれはとても簡単な答えでした。
この世界には、神様に頼らなければ生きていけないような種族は人間位なのです......正直、魔法が存在して、空も飛べる種族もいて、戦争がなく、明日の食べるご飯にも困らない、暖かい寝床も確保されている。......この生活に弱きを助ける神様が必要だと思いますか?......故に、このお伽噺達もよく見れば作者は人間であり、とても都合の良いことばかりが描かれています。
人種差別があまり存在しないこの世界には、人間と言う種族が少ない分、何でもできるスーパーヒーローに助けを求めるのは超難病に掛かってしまった者だけなのです。それも、とても少ないのですがね。
ーーさて、ここまで話が長くなりましたが、結論から言わせて貰いますと、神様と言う存在は確かにあります。ですが、この世界に存在する神様は宗教分裂を起こすほど多くはありません。どちらかと言うと、前世の近代日本の宗教観念と似ていて、とても自由です。祈れば、信じれば、必ず神は救いの手を差しのべる。ですが、よくよくお話を読んでいると、全てのお話に共通することが1つありました。
それは、この世界の神様は、人だけを助けている。と言うことです............
前世にも、確かに人だけに救いを差しのべる、人だけが特別。そんなことを述べる宗教団体がありましたが、その逆の、全ての生きとし、生けるものを神は助ける。命の重さは皆同じだ。そう言う宗教団体も存在しました。
なぜ、この世界にはそのような思想の者が存在しないのか、ちょっと疑問です。これも調べていればその内出てきますでしょうか?
「レイミア、レイミアはさっきから何故そんなに人間のお伽噺を読んでいるんだい?」
「......面白い?」
魔法と化学の歴史を調べ終わると、私がお伽噺ばかり読んでいたので不思議に思ったのか、兄二人が聞いてきます。
「ううん、ちょっと不思議で」
「不思議......ですか?」
私がそう、兄達に返すと、今度は私の後ろで待機していたグラーシアさんが小首を傾げながら話しかけてくる。
「うん、何で、このお話の神様は人しか助けないのか、ちょっと不思議で」
「それは人が自分を助けて欲しいが為に書いたものだからでは? 自分だけって優越感を感じたいとか......」
「うん、そうなのかもしれないけれど。でも神様から見て本当に、生き物に重さはあるのかなって。だって、種族は違えど争いも殆んど無くて、きちんと意志疎通も出来て、なぜ此処まで人だけに助けを差しのべるのかなって。例え人が優越の為に書いたものだとしても何故、そこまで優越を感じたいのかなって......だって、この本の作者は皆違う。一人ぐらい違う思想の方が居ても良いんじゃないかなって」
私がそう本に目を向けたまま話し終えると、アシュリー兄さんは暫く黙り混んだ後に、ゆっくりと話始めた。
昨日は更新できず、待ってくださった方はすみませんでした。
伝え忘れてましたが、明日からは学校のテスト週間なので、更新が遅くなるか、一日置きに成るかもです。ご了承ください。




