似てるけど違う
イザートの食事は前世で言うところのアラビア風の物で、違うところと言えば普通に豚肉が出るところですかね? 以外と美味しかったです。
さて、ご飯が終われば後は各自自由時間です。別に修学旅行の様に就寝時間が決まっているわけではないのが、夜の9時を過ぎると正門裏門問わず閉鎖されるそうです。ですので、9時過ぎの外出は手続きを必要とするそうです。まぁ私は外出をする気は無いので関係ありませんね。前世でも二十歳頃まで学校の先生が夜の外出は駄目と言っていたのでしたことは無かったのです。今生でだって品行方正に生きて見せますよ。not夜歩き、お酒と煙草は二十歳から、です。ですが、私はこんな意気込みを密かにしているのですが、この世界の女性はそうではないようです。以外にも地位の高い人ほど外出をしたがったり、アルコールを摂取したがったりする方が多いようです。何だか不思議ですね。背伸びしたい盛りなのでしょうかね? 特に未成年のアルコール摂取は本当に危険なのでやめた方がいいと思うのですが、まぁそれは個人の人生なので死のうが苦しもうがその人しだい、私はなにも言いませんよ。
ーーそう言えば。私の前世の両親も、自分達も若い頃に飲んでたので、酒を飲むなとは言わないと言い、私に酒を飲んでも良いと言っていましたが、何となく罪悪感があって飲めなかったんですよね。高校の友人が皆飲んでいても私だけジュースでしたし。ある意味でノリの悪い友人でしたね。私って。(後悔はしてない)
あ、話がずれましたね。ちょっと戻しましょう............なんでも、地位の高い人ほど夜歩きやアルコール摂取をしたがるというのは、各地で有名な話らしいのですが、ここの国の后妃様とその二人いる娘の第一皇女様も、その筆頭ならしいのです。后妃様は今でこそ成りを潜め、丸くなられたそうなのですが、昔はそれはそれはやんちゃな御方であられたそうです。そして、その遺伝子は立派に? 第一皇女様にも受け継がれ、后妃様程ではないにしろ、皇女様は毎晩夜会に明け暮れておられるそうです。ですので皇女様はかなりの夜行性な方で、お昼過ぎから夕方頃に成らなければお会いできないとのことです。なんというか......話を聞く限りかなり強烈な御方らしいのでちょっぴり不安です...........さて、そんな第一皇女様の妹君である第二皇女様は品行方正な御方らしいです。夜歩きも未成年の飲酒喫煙は一切せず、健康優良児そのものだとか。明日は一度ご挨拶に向かうのですが、噂ではかなり清楚な御方らしいので緊張しますね。失礼がない様にしなくては.........と、私が食事のあとに明日の予定チェックをして、一人気合いを入れ直していると、隣にいた兄さんsとグラーシアさんが話しかけてきました。
「レイミア、このあとはどうしたい?」
「......僕達は、レイミアが行きたいところに付いてく」
「城内であるなは私も御案内致しますわ」
「......では、グラーシアさん、ここの図書室は私でも入室できますか?」
「重要書類保管庫のある立入禁止スペース以外でしたら基本的に大丈夫です。ですが、彼処はかなり閉め切っておりますゆえ、レイミア様にはあまり似つかわしいとは思えませんわ............」
グラーシアさんはそう言うと、その閉めきり、埃っぽくなった空間を思い出したのか、少し顔色を暗くして溜め息を吐いた。グラーシアさん的にはあまり訪れたくない場所なのやも知れませんが、今私がいきたい場所ナンバーワンは図書室なのです。ーー因に私のこの国に来た最大の目的は、この国の国立図書館なのですが、それは夕方六時半までしか開館していないので、国立図書館に次ぐと言われているらしい、この城の図書室に行ってみようという算段です。
確かにそういった場所に、私みたいなちみっちゃい小娘が行くには相応しくないかもしれませんが、私は行きたいのです。国でとがめられて無いのであれば、何がなんでも行かせて貰いますよ!
「グラーシアさん......」
「......わかりました。御案内いたしますわ」
「! ありがとうございます」
見事グラーシアさんを説得した私はなんとか図書室に向かうのですが、図書室から帰ってきた部屋のなかで直面する問題に頭を悩まされることになるとは、まだしらない............
総合評価700pt越えました!ヒャッホー!
ブックマークも300を越えまして、感想もとても嬉しいしく、とてもありがたい指摘が多く、皆様には感謝でいっぱいです。本当にありがとうございます。これからも出来るだけ書いていきたいと思いますので、ぜひお暇なときにでも御観覧いただければ幸いです。では、これからも竜族族長の娘をよろしくお願い致します。




