白と黒
時間が少し出来たので投稿~
ルイ視点です。
シザ殿いわく、国を離れる際にそれなりに歴史のある妖精一家に、観光名所。フェアリー・レイクの様子を見て、定期的に連絡するよう言いつけたらしい。が、しかし聞こえるのはテレパシーではなく、その周辺の雑音のみ。とても真面目な妖精なので、悪戯にこの様なことをすることは無いという。
確かにその様な者が悪戯に周辺の雑音のみを大事な会議中の王に届けるわけがない。なら、確実に何かがあったのだろう。
「シザ殿」
「ルイ殿......」
「その雑音を私たちに聞かせることはできないのですか? それを聞いてからで無いと我々は判断ができません。ーーそれに、何かとても嫌な予感がします」
「ーーそれには私も同意するわ」
「リーザ殿も?」
「えぇ......私、実は国を出る前に家の預言者から予言を言付かったの......よくわからないけど、これはルイ様にも関係していると思うわ」
リーザ殿は同意を示すと、私の方に真剣な目を向けた。何やらリーザ殿には思うところがあるらしい。
「それで、その予言者はなんと?」
「白き奇跡、運命を外す。
黒き異端、世界を崩す......と、ね。なんのことだかさっぱりだけど......白き奇跡。これが何を意味するのか......わからないおバカさんがこの場に居るのかしら?」
リーザ殿がそう言いながらぐるりとその場を見渡す。皆私の方を見て黙っていることから、考えていることはどうやら一致しているみたいだった。恐らく、白の奇跡とは私の娘ーーレイミアのことだろう。だか、運命を外すとはどういうことだろうか?
私の可愛い娘に何か危機が訪れようとしているということか? それに運命とはなんだ? 外すとはどのように? そもそもその外れた運命とは悪いものなのか? ーーもしも、もしもだ......
その黒き異端とやらがこれからでも、レイミアに危害を加えるというのなら......私はその者を今すぐ特定し、殺さなければ成らなくなる。だってそうだろ? 私のレイミアが傷つけられる事なんて未来だろうと論外だ。そんな未来なんて壊す選択以外存在するわけないだろう。
もしそのレイミアに害なす者を見付けることが難しいというのなら............
ーー私はこの世に存在する危害を加える可能性があるものを全て皆殺しにするだろう。
例え
竜人であっても、人でも妖精でも......今この瞬間では人畜無害なものであっても............
あと少しの間どたばたしますので更新が2~3日に1回ぐらいになるかもしれません......
楽しみにしてくださっているかたには大変申し訳無いです。成るべく早く更新できるよう頑張ります。




