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竜族族長の娘  作者: 五月雨 アルト
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結構エグいなおい






 お茶を準備してきてって言うけど、お茶って緑茶じゃなくて紅茶の方が良いのかな? 妖精ですし............





 いや、まぁ私の勝手な想像なんですがね。此方ではどうかわかりませんが、私の中の妖精って西洋のイメージが強いので、どうしても和風のものより洋風の物を好むイメージがついてしまうんですよね。因みに、和物を好む私のイメージ的不思議生物は妖怪です。妖精って言うと綺麗に聞こえますが妖怪って言うと一気におどろおどろしくなる不思議。






......スコーンも付けときますか。なんか食べそうです。

 前世の妖精って言うとイギリスやノルウェーのイメージがあるので、何となくその辺のお菓子を出したくなります。まぁ、私が普通に紅茶とスコーンが好きなのもあるのですが。5月頃に作ったバラジャムの消費もしたいというのもあるんですよね。美味しいのですが作りすぎました。まぁ、ジャムだから日保ちしますがね。







 そんな事を考えながらワゴンにお茶菓子セットを乗せて、畑の近くにある裏庭のベンチとテーブルの前に行くと、そこにはお客様の姿がありました。





 ーーそう、アリスくんてす。





「ちょっと遅れちゃった?」


「!! レイミアちゃん! ううん! いまさっき来たところだよ! それに僕、レイミアちゃんのためなら何時まででもまてるから気にしないで!!」





 くっ! アリスくんから発せられる忠犬オーラが眩しい......!! 今日も何時ものごとく輝いていらっしゃいますね! お姉さん貴女が私以外の人にそんなこと言って、勘違いされたあげくストーカーに会わないか心配ですよ。お姉さん心配だから帰りをこっそりついていってあげましょうか? ーーえ? 自重しろ? すみません。










「レイミアちゃん?」


「あ、ごめんね。ちょっと考え事」


「レイミアちゃん......僕が一緒なのに違うこと考えてるの?」






 アリスくんは小さな子供が母親に構って貰えなくて拗ねてる時みたいです。ほッぺに空気いれるのあざといです。可愛いですねわかります。でも不機嫌になられると後がめんどくさいのでここはフォロー1卓です。





「ごめんね、スコーン好きかなって考えてたの」


「なんだ! それなら大丈夫だよ! 僕スコーン大好き!!」


「良かった。バラジャムもあるからね」


「やった~」





 どうやらアリスくんの反応的に、私の想像は間違っていなかったようです。全ての妖精がそうではないと思いますが。やっぱり妖精さんには西洋のものですよね!





「あ、そうだ! 僕母様からレイミアちゃんにあげてってお菓子を預かってきてるよ!」


「え、そうなの?」


「うん!母様が張り切って作ってたよ!」




 正直個人的にはとっても嬉しいです。嬉しいのですが、アリスくんのお母さん特性お菓子はすごく美味しいし、何口でも行けます。そのためすごく太りやすいのです。ちょっと気を抜くと直ぐ横にドーン!!です。




「......レイミアちゃん、あんまり嬉しくない?」


「え?」


「レイミアちゃん、何だか困った顔してる......」





 そう言いながら私の顔を下から伺うように見つめて眉尻を落とアリスくん。~~!!え、可愛いかよ。私より女子テクニックありませんか? しゅんって効果音が聞こえるんですが!! 可笑しいですよねこれ!? って、そうでは無くてきちんとフォローしなくては!!




「ううん。アリスくんのお母さんのおやつはとっても美味しいから好きよ」


「じゃあ何で困った顔したの?」


「これ以上食べたらぶたさんに成っちゃうなって......」


「豚さん? じゃあ大丈夫だよ!」





この子何言ってるんですか?! え、私が豚になっても興味ないから関係無いと? え、この子辛辣キャラでしたっけ?!





「だって豚さんって、たいしぼーが11%しか無いもん!」


「え」


「だから豚さんなら大丈夫だよ!」




 そう言う大丈夫ですか。と言うか体脂肪が例え11%でもそこは女として豚は嫌なのですが。この子天然なのでしょうか?恐ろしい子!!




「そっか」


「うん! それにね、お肉ってたんぱく質?から出来てて、たんぱく質は食べるとお肉を作るんでしょ?」


「そうだね」


「じゃあこれは草からできてるから野菜だよね? じゃあ太らないよ!」


「え、これ御野菜入ってるの?」


「ううん、でも小麦粉って草でしょ?」





 どうしてそう言う思考になった!? え、小麦粉って野菜なんですか!? 違いますよね?! あれ? と言うか小麦粉で出来てるって言ってもそれ以外にも入ってるから太るには太るんですが......




「でも不思議だね? 何で豚さんはたいしぼーが少ないのにお肉に成るんだろうね?」


「タンパク質とか取ってるからでしょ?」


「そっかぁ......あ! じゃぁさ!!」






"髪の毛って食べたらお肉に成るのかな?"







 そう言ったアリスくんに私は体を作る栄養素を、私が覚えてる限り話続けた。



 アリスくん、恐ろしい子......







 

アリスくん......


(因みに髪の毛の所は私と親友とが実際に話した所ですw )

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