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竜族族長の娘  作者: 五月雨 アルト
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時は早い





 ゲイン皇子達が帰国してからもう10年もの月日がたちました。カレン皇女とは連絡やらは取ってないのでよくわかりませんが、ゲイン皇子からは良く荷物が届きます。お手紙などは無く何故か荷物だけです。お礼の御手紙を一応送ったのですが。とんでもないお言葉です。と書いてある手紙が1枚と大量のプレゼントが送られてきました。これもしかしなくてもプレゼント要求の手紙と勘違いされてません!? しかもよく見ると手紙には涙の跡が付いてませんか?! え、もしかしてかなり無理をさせてしまったのでは......




 ーーうん、後で再度御手紙を書いておきましょう。





 兎に角話を戻しますが。あれから10年がたち私は17になりました。......え? 16だろって? 自分の年もちゃんと数えられないのかって? 失礼な。自分の年ぐらい数えられますよ! ただ実は私の7才のお誕生日は皇子達が帰国してから三日後だったんですよね。なので私の現在の年齢は17になるのです。でも17に成っても相変わらず私の身体はミニマムです。17歳なのに前からちょっと成長して8才くらいです。まるで小学生ですね。わーい友達百人できるかな!......







 はい






 というわけで最近は割りと一人で動き回る事が多いです。ですが私の家族はとてつもなく過保護なので、休みの日や手が空いた時は毎回私にくっついて異論なところに出掛けます。ーーうん、面倒見のよい家族と言うことにしておきましょう。こんなの何時ものことですしね。





「リア? どうしたの? 疲れちゃった?」


「ううん、大丈夫だよ」


「そう? 土が重かったら無理しなくていいのよ?」


「うん」


 おっと、いけない。今は母さんと一緒に家庭菜園用の肥料作りをしていたところだった。




 最近いろいろ暇すぎてこのままでは無駄に時間を消費してしまう! 何か生き甲斐を見付けなくてはダメ人間になる! と思ったので、母さんに相談したところ家庭菜園を一緒にやろうと言われたのでがんばって育ててます。今から育てるのはブロッコリーと玉ねぎです。ちょっと前に人参にんじんの種を撒いたので収穫までが楽しみてすね。






 因みにですか。5月頃にトマトを植えて、この間収穫をしたのですが。夜ご飯にそのトマトを出してもらったら皆トマトが好きなのかトマト強奪戦が開幕されました。夕食が戦争......これは酷い。








 ......あぁそうだ。最近珍しくこの里にお引っ越ししてきた御家族が居るのですよ。今回育てている野菜の種や苗はそこで買っているのです。その時に知り合いになった店長の息子さんとお友達に成りました。ふっふっふ。驚かないでくださいね? 実はその御家族、妖精なんですよ!!







 ......え? 今更驚ろかない? そうですか......まぁ兎に角そこの息子さんも妖精の一族らしくとっても綺麗なんですよ。セルフキラキラフィルターがかかってます。ちゃんと羽も生えてます。とってもメルヘンです。







 まぁ、かくいう私も竜なのですがね。伝説なんですがね。......私なに張り合ってるんだろう。





 兎に角! 年にしたら私より少し年下な男の子が最近とても可愛いのです。アリスくんと言うのですが。最初に聞いたときはウサギ追いかけて夢の中をさ迷う少女を連想してしまいました。よく女の子の名前だとからかわれたそうでそこまで好きになれなかった様です。普通にいい名前だと思うのですがね。まぁ、アリスくんは大変かわいい男の子ですこんな弟が欲しかった、ビバ年下。弟ウェルカム、です。でもマミーはもう子供を産むほどの力が無いらしいので諦めます。めっちゃ元気ですけどね!!




「ふう、これでやっと一区切りね。そろそろ休憩しましょうか、もうすぐアリス君が今回植える野菜の種を持ってきてくれる時間でしょう?」


「うんそうだね、じゃあお茶の準備してくるね」




 私は邪な思考を頭の中で繰り広げながらお茶の準備をしに調理場まで向かった。





ネタが......

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