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竜族族長の娘  作者: 五月雨 アルト
25/114

常識人とヤバイ方

短いです


「はじめまして! 私は第一皇女のカレンと申します。此処ではお世話になる側ですから、気安く"カレン"とお呼びくださいね!」



 お、おう......カレン様は元気っ娘なのですね......取り敢えずよろしくおねがいしますと返事をしようとしたら、まだまだ喋るぞカレン様。正直、途中何を言っているのか分からなかったのですが、凄い勢いで私に話し掛けてくださります。え、同年代の女の子だからですかね? え、そのわりには瞳がギラついて......あ、ボッチ回避に必死に成っているだけとか......?




 私がカレン様の勢いに呑まれつつ迷走していると、見かねたゲイン皇子が声を掛けてくれた。

常識人キターーー!



「カレン、その様に捲し立てては失礼だぞ。すまないなレイミア嬢、カレンのことは放って置いてくれて構わない」


 ゲイン皇子は嗜める様にカレン様に声をかけ、眉を弱冠下げながら私に謝罪の言葉を口にした。王族の方に謝らせてしまったぁぁああ!! この人常識ありすぎて苦労してそう......こんな優しそうなひとが現実の王族にも居るのてすね。そんな感動に似た物を抱いていると、荒ぶるカレン様が投入された。ーーってなんでこんなに荒ぶっていらっしゃるの?!



「お兄様は黙ってて!! ーーあぁすみませんはしたなく声を荒げてしまって......ふふ、レイミア様はとても白くお美しい方なのですね......これから成長したらさぞかっこよく成るでしょうね......」




 ーーや、ヤバイ方だったぁぁぁあああ!!

え、カレン様そっち系? そっち系なのですか?! え、私にどうしろと?! て言うか最後の言葉ボソッと小さく言っていたので周りには聞こえなかったでしょうが、近くにいた私にはバッチリ聞こえてましたからね?!!




 私にその気は無いですよ!? 私今凄い鳥肌立ってますからね? こう言うと語弊が生まれるかもしれたせんが、私は男が好きですよ!




「カレン!! お前は何を言っているんだ! ーーレイミア嬢、本当にすまない。こいつには後でよく言っておく」


「だいじょうぶです。......あいさつがおそくなりましたが、さきほどのしょうかいでいわれましたが、ちょーじょのレイミアです。これからいっしゅうかんよろしくおねがいします。」




 私はやっとあいさつができそうだったので、挨拶と同時に頭を下げます。まぁ王族の方に謝られて緩さないんわけにはいきませんしね。


 あ、因みにカレン様ですが、まだ話そうとしていましたが、ゲイン皇子に睨まれて止められました。ーーそこからずっと私のことをガン見してきているのですが......モテ期到来?




「......寛大な心に感謝する。レオン殿とノア殿もよろしく頼む。二人は私より年上だったな? 私のことはゲインで構わない。様付けは不要だ、ここにいる間は地位など関係無い。」


「では、御言葉に甘えさせていただきます。私は常々からこの様な話し方なのでおきになさらず。」


「ん......よろしく」




 そんな感じでお互い握手とかしてますが、え。兄さん達馴染むの早くないですか? 普通王族の方に敬語も様付けもいらないと言われても少しは戸惑いません? いや、私がそうなだけでこの世界の常識とかはわからないのですが......




「では、各自顔合わせが終わったところで御部屋にご案内致します」



「え! ちょっ! 私はまだレイミア様と...!」




 挨拶が終わるとパピーが切りをみて、御二人と護衛さん達を部屋に案内しようとしたときに、カレン様がまたなにか言ってましたが全員スルーしてました。



 あ、御部屋に案内するのはパピーとアルフレット少年。そしてメイドさんだけです。大人数で行っても仕方ないですからね。



 さて、顔合わせだけで普段の倍は疲れましたが、これから1週間私の体はもつのでしょうか......




なんか書いてて凄い方向へ行ったなと思いました。

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