魔法はイメージが大事です(キリ
そっと護符を置く。
よくわからないけど、念のため部屋の真ん中らへんに。
足を踏み外すな。そう書かれた手紙を胸の前でもう一度読み、両足を確認。
よし、両足で護符を踏んでいるわ。
息を吸って。吐く。
「爆破」その言葉通りなんだろう。「なんの呪文でもイメージするの」とメアリーは言っていた。だから。
この部屋が(せめてこの壁が)吹き飛ぶことを念じ。
「爆破!」
その瞬間。
ドス!ドスドスドスドス!!!
ものすごい噴煙を上げながら私の周りのものが崩れていく。
爆破かよ・・・!
「こういうのは目いっぱい盛大にやって知らしめないと!じゃないと秘密裡に処理されてしまうわよ」
・・確かに・・
「おおーーーいたぞーーーー」
5人の声・・・!!
私は、枯れたと思っていた涙がまた溢れるのを感じた。
*
第三妃とその父が。結託して、第三妃の実母である、皇后は薄々何かを感じながらも宮を貸していたと。皇后は、蟄居する、と言い張ったらしいが、政治的手腕や王家からの信頼もあり、そのままお咎めなしとなった。その代わり。
公爵家はお取り潰し。魔力の強い父と第三妃は。断罪。神官も断罪。それ以外は市井に落とされた。
それから。今は、どの家を公爵家にするかで議会は紛糾している。
私が五つ子を産むのは。もう少し先の話。
五つ子って、めちゃくちゃ大変じゃないかーーー!!
メアリーとアマーリエ、うちのメイドともちろん私。
それに5人が寄ってかかっても太刀打ちできない話はまた未来に!
ご都合主義、勢いだけ、主人公に目立った思い入れ要素無しという、拙いお話でしたが最後まで読んでくださりありがとうございました。今回の皇子が5人で一人はどうしても書きたく、内容を詰めることなく書き出したところ、勝手に中の人達が動き出し、そこまでドラマティックな事もなく淡々とありがちな形には収まってしまいましたが、何とか描き切ったことで良しと思っておりますw
重ねてありがとうございました!




