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合言葉はタルトタタン

メアリーが

「タルトタタン」と言ったら、あいつはジューンじゃない(偽者決定だ)


「やぁ、お揃いで。なんの密談かな?」


「やだぁ、デュランさまったら」

「タルトタタンを召し上がってほしくてお呼びしただけなのよ。あなたも召し上がる?」

「いただこうかな、そのタルトタタンとやらを」


俺たちも何度もジューンに焼いて貰って味は知っている。

「これ()美味しいな」


メアリーに睨まれた気がしたが、仕方ない。


「とても美味しいですわよね、私、初めて食べましたのよ!デュランさまよりお先なんてちょっと優越感がありますわ」


決定打だ、お前は誰なんだ?第三妃か?


「こほん。ワインの方が良かったかしらね」


「ワイン!そうだな、ワインは大好きだからな。そうだ、ジューン、今宵はワインの宴としないか?仕事も落ち着いたからな」


「素敵です!私、ワイン大好きなんです」


「では今夜はワインを抱えていくよ、そろそろ仕事に戻る。メアリー、ごちそうになったな」


「いえ、お気に召していただき幸いです。ではまた公務で・・」


・・・決戦は今夜だ。

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