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プレゼント

それからは時々、メアリーからの手紙がドレスのポケットに入っていたり(なんという高度なテクニックだ・・・マジシャン麗人メアリーと呼ぼう・・)私が焼き菓子を焼いてメアリーの執務室に持って行ったらそれを盛大に5人に自慢したらしく、5人からもお菓子のオーダーが入ったり、相変わらず、日替わりで月の物の時以外は私は毎夜抱かれていた。

気が付けば半年も経っていた。


ある日、5人がプレゼントだよ、とお仕着せを持ってきてくれた。

「これ来たら、認識阻害が起こるんだ、誰にも見えないよ。だからこれを着たジューンと部屋以外でもちょっと楽しもうかってね」


なんと・・・ええええーー、


「もちろん、姿が見えないだけで声は聞こえるからね、盛り上がるよね」


それ以外にも着ていいからね、あ、俺らは当然見えるから。

俺ら以外は、さすがのメアリーも見えないだろうな。

だから安心してそれ着て探検に出るといいよ、そう言って仕事が山積みだからまた夜にね、と帰っていった。


見えない、ねえ。

本当かしら。


好奇心がむくむく湧いてくる。


実際、着てみて反応確かめないと、いざというときに困っちゃうからね、と自分に言い訳をし、着てみる。


もちろん、自分は自分で見えるし、鏡にも映るからよく分からない・・・。

うーん・・・


チリンチリン・・!


私は鈴を鳴らしてみた。


「ジューン様、お呼びですか?・・あら?」


メイドが入って来た。けど、見えてない?


「聞き間違いかしら・・・ジューン様?!」


部屋を一周し、やだ~、空耳~、どこに行かれたのかしら、と言いながらメイドが控えの間に戻っていった。


ごくり。

これは、信じていないわけではなかったけれど。

本当に見えないのかもしれない!!

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