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5人の皇太子の告白(1

今、私の目の前に。同じ顔が5人並んでいる。


そして、私の違和感が個々の持つものだったんだ、って氷解した。

ああ、すっきり・・。


「あ、あの。私の持った違和感の正体がわかりました。ありがとうございます。あの、それで、あの。じゃあこれでってわけには・・」


「そりゃいかないよね」

ですよねー。5番目(左から1~5とする。心の中で。暫定で。絶対内緒)が言う。

そして3番目が口を開く。

「これさ、王国の最大の秘密なの」

やーめーてーーーーーー。でもちょっと聞きたい。

「そ、それはどういう・・・」

食いついた魚は私です。ばか。

「俺たちはさ、5人で一人なんだよ。」

ど、どういう??


クスっと笑った1番目(最初からいる奴ね)が言う。

「王家はいつのころからか、嫡男の子は必ず5つ子が産まれるようになったんだ。でもそれぞれに妃を付けると外戚がうるさくて国は内戦に突入したんだ。なんとかそれを抑えたけど、先祖は考えたんだろうね。

兄弟は諍いの元にしかならない。みんなそれぞれ担ぎ上げ傀儡にしたいからね。外戚も黙っちゃいない。だったら、一人だけでいいんじゃないか。でも病気になったら?現に5つ子は産まれてくる。だったら、5人で一人とし、妃候補で揉めないように2つある公爵家から交互に妃を娶る。ここはもう共同戦線のみのライン。血も濃くなってしまうからね。そして、子を成すために第二妃を娶る。これは皇太子(おうじ)の意見も入れつつ絶対に5つ子を成せる体躯と魔力を持つ者とする。こう取り決められたんだ。」

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