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魔王が現れたから、勇者の子孫らしい俺がちょっくら倒してくる  作者: 堕天の翼のあさぼらけ
名所を巡ろう~虹の架け橋から神帝のほこらへ

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55/221

第55話 勇者城の宝箱を開ける

 次の目的地は決まった。神帝のほこら。

 だけどその前に、オオミヤ城の探索だ。

 何せ魔法の鍵をゲットしてきたんだから。



「よくぞ参った、勇者ウラワの子孫に、光あれ!」

 じじいがそう言うと、俺のマジックパワーが全快する。

 ユミコの言った通りだ。どう言う仕組みかは知らんけど。


「ああ、宝物殿の宝箱は、自由に開けていいぞ。

 魔法の鍵を持ってきたヤツならな。」

 早速俺は、宝物殿とやらの鍵を開ける。

 そばに立つ兵士は、驚いている。

 まさか実際開けられるとは、思ってなかったのだろう。


「ああ、宝物殿の宝箱は、自由に開けていいぞ。

 魔法の鍵を持ってきたヤツならな。」

 もう一度話しかけたら、同じセリフを返してきた。

 だけどその表情には、悔しさが滲み出ている。

 つか、魔法の鍵を売ってるサカドの街から往復すれば、即開けられるぞ。


 早速宝物殿の宝箱を開ける。

 1000円

 魔法の鍵

 鋼の剣

 鋼の鎧


 え?

 宝物殿って言っときながら、こんなもん?

 サカドの街で鋼の剣買ったけど、意味ないじゃん。

 まあ、鋼の鎧はありがたく頂だいするが。

 今装備してる鉄の鎧は、ここに置いて行くしかない。

 店だと、半額で買い取ってくれるんだけどな。


 俺は宝物殿を後にし、次の魔法の扉を開ける。

「ほう、ここに辿り着く者がいたとはな。

 だが、この先には進めまい。」

 扉の中の兵士のセリフだ。


 この部屋内の床は、なぜか輝いている。

 その輝く床を越えた先に、宝箱があった。

 俺はおもむろに、輝く床に足を踏み入れる。

「あ、待ってユウタ。」

 ユミコが止めるが、もう遅い。

 バチんと言う激しいダメージ音とともに、俺の体力の80%が持ってかれる。

 一気に目の前が赤くなる。

 俺は思わず一歩下がる。


「ヒーリングってすと!」

 ユミコが完全回復呪文を唱えてくれた。

「かなり強力なバリアね。」

 目の前の輝く床を、ユミコはバリアと呼称する。

 宝箱へは、五歩分の距離がある。

 つまり往復で十回ダメージを受ける。

 室内のため、帰還呪文で片道分回避する事は出来ない。

 俺の回復呪文以上のダメージを受けるので、上位の回復呪文を覚えるまで、この宝箱は開けられない。


「私が罠回避呪文を唱えよっか?」

 とユミコは言うが、俺はあえて拒否する。

 この宝箱は、このバリアに耐えられる者にしか、開けられない。

「今の俺には、開ける資格がないのさ。」

 俺は宝箱をあきらめる。

 いや、いつかきっと、開けてみせるぜ。

「えー、また来る気?面倒臭い。今開ければいーじゃん。」

 ユミコは反論する。

「いや、これは勇者としての資質が試されている。

 ユミコの力を頼ってゲットしても、意味がない。」

「はあ、しょーもな。

 まあ、確かタカスナも、そんなヤツだったわね。」


 とりあえずユミコも、納得してくれた。

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