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月蝕の花嫁  作者: 紫苑ユリ
月蝕の王
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月蝕の王

あの夜。


私は確かに死んだ。


月蝕の空へ落ち、

世界から光が消えたあの日。


……けれど。


再び目を覚ました時、

そこにいたのは、

エレノアと家族達。


そして、

六精霊王達だった。


私は、

“月蝕の王”として、

再び命を芽吹かせた。


そして六精霊王達と、

魂の契約を交わしたのだ。


火精霊王イグニス――

『焔紋のネックレス』


水精霊王ネレイア――

『深碧の髪飾り』


氷精霊王ルシエル――

『氷晶のイヤーカフ』


雷精霊王ヴェルディア――

『紫雷のブレスレット』


光精霊王セラフィナ――

『星涙の耳飾り』


そして、

闇精霊王ノクティス。


彼だけは契約器を持たず、

常に影へ潜み、

私を見守っている。


これらは、

私と精霊王達を繋ぐ

“契約器”


精霊達の魂が宿る、

王の証。


そして、

六精霊王達は私へ跪き、

静かに告げたのだ。


「――月蝕の王よ」


「貴女が必要とする時、

我らはいつでも顕現いたします」と。

契約器デザイン

インスタグラム、Xにて公開中

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