黒狼討伐隊
霊夢と神との幻想郷巡りは続く。とても平和にすぎていく。次は迷いの竹林に行くことにした。黒狼の被害に遭ったところであり、黒狼を打倒することに協力してくれそうだからだ。
神「うーん。この森の魔力が人の感覚を狂わせるような性質を持ってる。」
神が気に触れながらそんなことを言う。
霊夢「木が教えでもしたの?」
いつものことのように話す。実際いつものように木々は神にとって有益な情報を教え、不利益なことを注意してくれる。
神「でも本当に助かってはいるんだよ?何もない場所だと迷っちゃうんだよね。」
神にとって何もない場所とは星どころか素粒子一つもない状態を指す。だが、霊夢にとっては目印がない程度の認識なため、会話は少しづつすれ違っていく。
霊夢「意外ね。石とかなら普通に神に道を教えてくれそうな物だけれど?」
神「?、、、そうだよ?石とかも僕に色々教えてくれる。けどね、石ってあまり動かないからわからないって答える子もいるよ?」
霊夢「ふーん。他に教えてくれるようなものはないの?」
神「空気とかはふわふわ動いてるから教えてくれるよ〜?」
霊夢「じゃあ迷わないじゃない」
神「?」
霊夢「え?」
、、、話を戻そう。
その会話をしていると、森の中から霊夢の見知った顔が出てきた。
妹紅「頭いてぇ、、、。昨日飲みすぎた、、、。って、霊夢じゃねえか。ここになんのよう、、、って聞くまでもないか。そんで、お前の横にいる竹の中なのに後光が射している可愛い顔の子はどこのボンボンだ?」
神「妹紅さん。こんにちは。博麗神社で飲み会した時にお会いした時以来ですね〜。」
妹紅「あ〜、、、あの子か、、、。敬語はいらん。あと呼び捨てでいいぜ。」
霊夢「てっきり妹紅も女の子と間違えるかと思ったのに意外ね。」
神「ひどーい。そんな女の子と間違われるようなことしてないのにぃ〜。」
軽い調子で行ってるからじゃないかな〜、、、。訂正はしているけど直ししてもらおうとはしていないような印象。
霊夢「それで、話は戻すけど輝夜たちはいるかしら?ここにいる全員をまとめて話したいのだけれど。」
妹紅「ああいいぜ。ちょうどてゐが意気消沈して動いてないんだ。だからいつもよりは集まりやすいっと。ついたぜ。ここが永遠亭だ」
昔ながらの診療所といったところだが、設備は近代に迫る勢いであるように受けられる。あまりの違いに神も、もともと瞑っていた目を少し瞬くような動きをしていた。目は開けていない為、その動作になんの意味があるのかといわれれば無いのかもしれないが。
霊夢「前見た時より、、、壊れている?」
霊夢の指摘の通りだった。瓦はいくらか剥がれており、地面も焦げたような跡が目立った。
妹紅「ああ、それもあいつが悪いらしいな。」
あいつ、とは黒狼のことだろう。ここでも暴れていたとは、、、。
妹紅「この竹林には魔力がこもってるから、竹が生えるのは一瞬だった。もともと竹って生える速度が速い植物だしな。ただ、建物はそうはいかない。壊れたところを直すのにも建材が足りてないって状況だった。今はなんとか目処が立ってここまで修復できたんだがな。」
妹紅が自慢げに言う。
輝夜「そんなこと言ってる暇があったら手伝いなさいよ!」
奥からそんな声が聞こえる。彼女は蓬莱山輝夜。かぐや姫のような感じの不死者で、妹紅の仲間だ。
妹紅「いいじゃねえか。案内だって立派な仕事だぜ?」
輝夜「そう言ってもこたんはずっと手伝ってくれないじゃない。」
妹紅「もこたんゆうな。」
霊夢「夫婦漫才はもういいから本題に入りましょう。」
妹紅・輝夜「「夫婦じゃない!」」
仲良いことが伺える。一方その頃神は、どっちが夫なんだろ?と考えていた!!
霊夢「さて、みんな揃ったわね。じゃあまずは軽くあの時話せなかった内容も含めて情報交換といきましょうか。」
妹紅「と言ってもな。俺らから話せることはあまりないぞ?」
霊夢「別にいいのよ。今現在狼討伐の協力者は地霊殿組の面子と、白玉楼の2人、私と魔理沙と、アリスも含まれるわね。一応妖怪の山にいる連中にも協力をしてもらっているわ。癪だけど守屋のとこの連中にもね。そしてここの人たちの協力を得られたら成功率が上がる。最近になって不思議な力を感じているのよね。私の勘が今やるべきだと告げているのよ。」
妹紅「お前の勘は外したことがねえんだもんな、、、。いいぜ。私は手伝ってやってもいい。」
輝夜「そうねぇ、、、永琳。あなたはどう思うかしら?」
永琳は廊下の影からすっと現れた。この会話も聞いていたのだろう。すぐにその返答をした。
永琳「構わないと思うわ。ただし、姫様と私は後方支援。前衛にはてゐと鈴仙を連れて行きなさい。」
霊夢「ありがとう。感謝するわ。」
永琳「未曾有の危機に出し惜しみはしていられないもの。」
2人は握手をした。そして、打倒黒狼のために動き始めるのだった。
この台本みたいな書き方も、一度他の書き方をしてしまうと、そちらの方が便利で、楽なせいで時間がかかると感じてしまうのかもしれない。




