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私が!私が悪かったんですっ!

私は生徒会長の手下の女生徒です。

生徒会長が生徒会長になる前から、くっついて仲良くさせてもらってました。


私の親は、ある町工場の社長です。小さい頃から働きづめている父を誇らしく感じていました。いいものを作る姿勢、こだわりを感じます。


そんな町工場ですが、不景気や工場の海外進出もあり年々仕事は減ってきています。そんな中でも、仕事をくれるのが、生徒会長のお父様です。メーカーの社長さんで一代で、全国展開するくらいに育て、最近は上場も果たしたみたいです。


当然、生徒会長は将来、事業を引き継ぎます。そして1人娘の私も町工場を引き継ぐはずです。



生徒会長には智也という弟がいます。とても血の分けた兄弟と思えないほど、性格は悪く暗愚な、いわゆる国を滅ぼすようなタイプの人間です。お父様や兄の威光を借りて、威張り、搾取し恨まれるタイプです。

お兄様もお父様も手を焼いてるなんて噂も聞きます。


そんな私は、智也に弱みを握らました。そうテストにおけるカンニングです。生徒会長に相応しいサポーターとしてのメンツを保つ為でした。おかげで高得点を取れて、メンツは保てたものの、カンニングは智也に見られていました。


そんな智也は、秀仁さんから渡された申請用紙のすり替えを指示してきたのです。




『お前が言われた通りにしないなら、カンニングもばらす。親父に言ってあんたの親父さんの町工場の仕事も発注を切らせる。』




私は仕方なくやってしまったんです。だけど、もうこの罪悪感に耐えられません。この事もカンニングの事も全部洗いざらい話をして終わらせたいです。








『まあ、俺らとしてはさ、申請が通ればなんでもいいんだわ。生徒会長と直接会わせてくれよ。』


俺はそれだけ伝えた。


『あなたが生徒会長に謁見できるよう取り計らっても問題ないわ。申請用紙のすり替えを指示した智也だって、同罪だもの。あなたのカンニングをばらす事は出来ないはず。』


『しかし、智也さんはシラを切るかも。俺はそんな指示を出してないって。』


そうそういう男だ。


『もういいんです。あなた達が持ってきた写しは確たる証拠ですから。私が申請用紙をすり替えたという。』


生徒会が受け取った申請用紙にはある印をつけておいた。それが写しと照合されると写しと原本は同一のものだと証明される。一方で、提出した原本には明らか加筆されているのがみてとれた。



同人誌の前に、青少年に有害な同人誌の作成なんて書かれていたらそりゃあ承認も通らないだろう。








そんなやり取りをしてると、ガラっとドアが開いた。生徒会長だった。

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