表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/7

予言へと近づく日、月は影で眠る

第6話 


今週末で終業式となる。

そんな中だというのに、やっぱり相変わらず誰かに見られている気がする。


ホント最近学校の中がおかしい…


そして俺はある視線に気付いて振り向く…


やっぱり何もない。気のせいか?

と思ったけどまた不意打ちですぐに振り返りたくなった。



その時だった。



そこには、こんな奴この学校にいたっけ?と思えるほど見覚えがない女子生徒がいた。

見るからにどこか抜けてそうな女だ。


その女生徒は俺に気付かれたことをに気が付くと急いで、陰に隠れようかと不自然な動きをしていた。


俺は確信した。

こいつなら何とか捕まえられるかもと思い、女生徒を追いかけた。



「おいこら待て!!」


月路ほどではないが、外見は抜けてそうに見えても足は女子にしては早い方だ。


最近は月路に鍛えられているせいか何とか捕まえることができた。


「おい!お前なんなんだ!?」


「放してください!」


「お前ずっと俺のこと見てただろっ!!?」


「いやっ!放してっ!!」


女はずっとジタバタしてるし、口を割ろうともしない。

これでは埒がないと思った時だった。


何を思ったか、女はペンダントトップを半分に割ると中から、カプセル状になっている薬が顔を出していた。



「!!?」


ってこれ?ヤバくないか!?



と思った時だった。


「美星どうしたんだ?何してるんだ?」



都築の声とともに俺は女の手を放してしまった。


「キャッ!」


女は反動で、その場で転んでしまった。



「あ、大丈夫?ケガ無い?」


と遠藤が駆け寄るが、女はそれすら振り切って、そのまますごい勢いで逃げていった。


「あの子となにかあったんか?」



「あぁちょっとしたトラブルだったけど…」


俺はふと女が落としていったものに気が付いた。



さっきの薬とそれが入っていたペンダントトップの入れ物の一部だ。



「都築…これ…。」


俺は女子生徒が落としていった、ペンダントトップとその中に入っていたカプセル上の薬を指さした。



「え?」


さすがにそれを目にした都築も遠藤も驚いていた。

これどう考えても、自分の正体がバレた時に自害するために使うような毒薬に見える。


「これ、日芽子先生に相談した方がよくね?」


まぁ薬品とか医療に関しての相談はやっぱり日芽子先生が妥当であろう。

なんだか、そのまま触って拾うのもまずい気がしたので、あえてハンカチ越しで拾った。

俺たちはそのまま保健室に向かうことにした。




そして俺らはそこで…




「まぁ、またくれるの?いつもありがとう。」



保健室のドアの向こうで声がした。


いつもとは全く違う感じの口調だ。

日芽子はいったい誰と話しているんだろう?


「うん、じゃあね」


日芽子の話し相手は保健室の外側の引き戸を開けて出ていこうとしていた。


誰なんだ?


と思ってみると、



「あ――――っ!!」


それは俺も都築も遠藤も3人とも同じ反応だった。


そこにいたのはナノカだった…。

ナノカはすでに靴を履き終わって、日芽子に手を振ってそのまま行ってしまった。


「日芽子先生。その子捕まえて。」


「え?」


そうしているうちに、ナノカはすでにかなり遠くまで走っていた。

それはもはや、保健室の外側の出入り口から、靴で出ることができない俺たちにとって、追いつくことができない位置にいた。



「どうしたの?あの子に何かあるの?」



日芽子は俺たちにそれを聞いてきた。


「日芽子先生さっきあの子から何を貰ったんですか?」


「え?えっと、これなんだけどね…。」


日芽子先生が見せてきたのは、色鉛筆で描かれたと思われる美しいオッドアイの女性の絵だった。

それもこの女性…日芽子みたいだ…

それも俺が、バザーの日にもらったメモ用紙と同じ紙に書いてあった。


「なんかここ最近、不意に現れてね。こんな感じのかわいらしい絵をくれるの。」


かわいらしい絵とはいえ、小さい子が描いた絵だ。

こういうの、よく無防備にもらうものだなと思った。


「じゃあ、前にあの子からもらっていたのも、同じような絵なのですか?」


「え?あの時、見てたの?」


日芽子はすごい驚いていた。


「あの時、何が書いてあったのですか?」


「え?んー…」



日芽子は今まで保存していたらしき絵を3枚ほどしぶしぶ見せてきた。


「人に見せるのはあまり気が進まなかったんだけど…」


俺は一枚目を見て背筋が凍った。


今度は一瞬月路か?と見えた黒い髪をしたイケメンの絵だった。

王子設定なのか?頭には金の冠が乗せられていた。

ただ眼の色は、普通の日本人ではめずらしいダークグリーンだった。

なんか絵だけみてると、まるで童話の世界みたいだった。

おまけに画風もどこかで見たことがある。


そして次の絵はそのイケメン3兄弟?の絵が描かれていた。中学生ぐらいの長男、小学3年生ぐらいの次男、まだ3歳ぐらいの三男って感じで、背の順に並べられて描かれていた。


そして…


「これ、先週のバザーの時にもらった絵なんだけどね。」


家族写真みたいに父親と母親…そして母親には赤子が抱かれていた。

その母親の方を見て「あれ?」と思ったのだが、オッドアイの女性だった。


「オッドアイなのかしらね。なんであんな小さな子がこういう難しい絵を描くのかなって、ホントに驚いて。

それも今回でオッドアイの絵が二枚目。」


俺は何となくだが、この絵を忘れてはいけないような気がしていた。


だが…


「もう、そんなにマジマジと見ないでよー。」


「え?別にいいじゃん。これ日芽子先生が描いたわけじゃないんだしさ。」


「でも、これ私があの子からもらったプレゼントなんだから、そこまで他の人に見せたら、失礼でしょ?


あなたたちだって、自分が描いた絵を勝手に人に見せていたとしたら、イヤな気持ちにならない?」


それは納得いく。


そこへ都築が。


「あの子って、ここ最近よくここに来てるんですよね?

日芽子先生は、こんな時間に子どもが頻繁に来てることに違和感ないのですか?」


その疑問を投げかけた。

まぁそこは俺もそう思った。


「それもそうね。あの子があまりにもおとなしすぎるから、そこ気づかなかったわ。

今度来たら、聞いてみようかな。私もあの子の事情はホントによく分からないの。」



多分、事情を聴くにしても難しいだろう。

何せナノカは元から喋れないのだから…。


だったら、アイツを捕まえたところで、無駄なのかもしれない。



「それよりも先生」


「なに?」


「これ、何?」


俺は机の上にさっき拾ったものを置いた。


「これって…?」



日芽子はそれらをじーっと見て…



「大丈夫、これ中身ただの砂糖。」


「え?」


「多分いざという時は、これを飲んで死んだふりでもしようとでも、思ってたんじゃない?」


マジかよ…


「いくらなんでも、そこまであぶないものは持たせないでと言っておいたのにな…。」



「え?」


ちょっと待て?これまさか思うけど日芽子もなんか知ってる?


とそう思った時だった。



「待ちなさーい!!」



廊下から地響きが聞こえてきた。


これってまさか?



そこへ保健室の戸がガラッと開いて、


なんと!あのさっきの女が入ってきた。


「助けて!」


「あんた人の男に無断で触ってるんじゃねぇよっ!!」


ああなんか久しぶりに藍沢千恵美が暴れていた。


「てか、お前さっきの…」


「げっ!!」



「先生こいつです!その薬、持ってたの!」


「えっ!?」


「やばっ!」


女子生徒はまだ机の上に置いてあった薬を回収すると急いで保健室を出ていこうとしたが、



「待てよ!」



廊下側の出入り口は、巨体女藍沢千恵美が塞いでいて出られない。


「もう何なのよっ!!めんどくさっ!」


そして女子生徒らしき女は日芽子に…


「あんた、これ以上面倒事を起こすんじゃねぇよ!」


は?どういうことだ?


俺に文句言っていくなら分からないでもないが、その女は今、日芽子に文句言ってたよな?


女子生徒はそう言って、すごい勢いで開いてる窓に向かって走り、軽々と窓枠を飛び越えて外に逃げていった。



「くやし――――っ!!何なの!?あの変な女!!」


もう、最近なんでか知らんけど、さっきの女といい、月路といい、忍者みたいな女ばかりと縁がある。

それにしても、藍沢もあんな素早い女をそこまで追うことができるとは、こいつも巨体ではあるが、結構な体力の持ち主だ。


そこへ


「千恵美。あの女どうにかなった?」


「逃がした―」


藍沢のギャル仲間の女子が藍沢を迎えに来ていた。



「もう、千恵美もほどほどにしなよー。」

「じゃないと新しいかれしぃー、できないわよー。」


藍沢の仲間もいい加減、藍沢に呆れてるらしい。


「うるっさいわね!ちえはね、この学校では美星くんしか認めないの!!」


と藍沢はブツクサ言って、仲間と一緒に保健室を出ていった。


こいつもなかなか諦めてくれそうもないよなぁ…


そう思っていると


「やっぱり美星くん。モテるのね。」


「好きでもない相手から、モテたところでうれしくない…」


と言ってしまった。

そしたら日芽子は困った顔をしていた。


「……確かにそうよね…。残念なことだけど、特別な事情がない限り普通は一人しか選べないから…。」


日芽子は寂しそうに言った。


それを聞いた時、俺はギクッとした…。

あの晩に見た夢を思い出した。


「あなた……選ばなかった…。」


夢でナノカから言われたあの言葉が今、思い切り心に突き刺さった。


「私ね…学生の時に見てもらった占い師に「あなたの運命の相手は一人の女を選べない人です。」と言われてたのね…。」


そういわれて…ギクッ!!としたのは言うまでもなかった…。


「あの時はホントにショックだったから、他でも見てもらったら…「女ったらしに気を付けて」とか「愛人星が強すぎる」とか、そんなのばかりでね…。本当にショックだった。」


なんだよそれ?

正直それ言われて、あの夢がそのままの意味なら「それ俺やん」と言われているようで、うれしいのか、ダメだしされてるのかよくわからない気持ちになってきた。

おそらく、ここでお茶を出されていたら、間違いなく噴き出していただろう。


「それでね。「場合によっては、正妻になれることもあるけど、あくまで愛人で身を置いた方が身のため。大事にされる。」とかまで言われてね。ひどい言われ方でしょ?」


日芽子…お前なんで、そんな過酷な運命背負わされるのだよ?

でもこれ、誰が悪いかといえば…その日芽子の運命の相手が明らかに悪いよな…。


俺、どうすればいいんだよ…


俺はものすごく凹んでいた。


「日芽子先生。占いなんて良い結果だけ信じればいいのですよ。」


「そうですよ。日芽子先生は、絶対に大事にされる存在です。」


と都築と遠藤が日芽子先生をなだめていた。


「ありがとう。二人とも優しいのね。」


こんな時だというのに俺は日芽子にかける言葉もなかった…

俺はこの場で一人だけ、仲間外れな気持ちだった。


「私、自分だけを選んでくれる人に愛されたかったな…。」


最後に言って日芽子の言葉はものすごく刺さった。

でも、今の俺にはどうすることもできなかった。


そして俺たちも保健室を出た。



「それにしても、さっきのあれ、なんだったんだろうな?」


「そうそう、日芽子先生は「砂糖」言っていたけどほんとかな~?」


「それな。何か怪しかったよな。」


まぁあれはホントに気になる。

確か以前、真理が「黒づくめでグラサンした、忍者みたいなのみた」とか言っていたが、その正体はおそらくあの女とあと何人かいるはずだ。となると今ではうまいことこの学校の生徒とかにうまいこと扮装しているということになる。


そしてあの女、俺じゃなくて日芽子に文句を言っていた。

それがすごく気になった。

それに…あの身のこなし…月路ほどではないにしても女にしては、すごいサバイバル能力とかが強そうだ…。


「…」


そういえば…


「あ――――――――っ!!」


俺はそこで思いっきり叫んでしまった。


「どうした?いきなり?」


2人とも同時に振り向いてきた。


「あ、あはははは…ごめん。

ちょっと大事なこと思い出してさ…。」


「え?なに?」


「お前らさ、週末の金曜日暇か?」


「まぁその日は確か学校午前中までだよな?」

「まぁ暇といえば暇だけど。」


「よかった~。実は夕方18時から、サバセンでサバゲ―することになってさ、どうしても人数足りないから、お前らにはどうしても来てほしいんだけど。」


「ま、俺はいいけど…」


「僕は無理かな…」


ホントいつものパターンだ。

これマジでどうするんよ?


「まぁそこをなんとか、お前の母さんに頼めないか?」


「んー…」


「な、送り迎えはなんとかするからさ。」


「おい!勝手な約束するなよ!結局それ毎回、家が近い俺ばっかりがするはめになるんだからな!」


「あーごめん…」


さすがに遠藤の家も、もう息子が高校生なんだから、もう少し時間の融通利かせて欲しいものだ…。


「まぁ無理にとは言わないけど、俺は遠藤ともいろんなことを一緒に経験してみたい。そう思っているだけだから。」


「そうだよな…。」


「ほんとごめんね。僕の家、厳しくて。」


「まぁ気にするなよ。」


「俺らの家の方が放任過ぎなだけだしな。」



まぁそうなんです…


「じゃあ僕、A組なんでここで…。」


遠藤を説得できないまま俺と都築は各自教室に向かおうとしていた時、



「おい明日、遠藤の誕生日だったよな?」


「え?そうだっけ?やべぇ忘れてた」



俺はここで遠藤の誕生日を忘れていたことに気が付いた。



「おいおいおい、その調子だとお祝い忘れてそうだな。」


「今日中に何とかするでいい。」


ホントに忘れていて今日中に何とかするしかなさげ、ホント都築はまめな奴だ。

こういう時は助かる…


そして、遠藤へのプレゼントは本当になんとかなってしまった…。

それも思いもよらない形であっけなく決まってしまった…。


家に帰った後に…

俺あてに宅配便が届いていた。


どうも今日はさっきまでオヤジが家にいたらしく、きちんと受け取りされていた。


すごいめずらしい。



って誰からだろ?



カタカナで…


「アマノガワ カツナリ」


と書いてあった。


誰だよ??


開けてみると…


キレイにラッピングされた結構でかい箱と手紙が入っていた。


その手紙には



“これ、遠藤君にあげて。  By 月路”


とだけ書かれていた。

やっぱりお前かよ!?


お前、アマカワじゃなくて、アマノガワっていうんか?



「…」


俺はこれにはホントに呆気にとられた。

遠藤には悪いが、買いに行く手間が省けたし、いいか…。



俺はまさか、このプレゼントが原因で…後日…   ――――――――――――――――



「美星くん。ありがとう。これで僕もサバゲ―に参加できるよ。

すごいね。まさか、あんなにおもしろいプレゼントをくれるとは思っても見なかったよ。」


「え…」


月路はいったい何を遠藤にやったんだろ?

もう、月路がやりそうなことは、さっぱり見当もつかない。

あのくそまじめな遠藤がここまで晴れやかな笑顔で、こんなことを言っているのは俺も初めて見る。


「でも、さすがにあれは、お母様には見せられないね。

毎回きちんと片づけておくことにするよ。」


ん?親に見せられないものって?いったいなんだ??


「おい…美星…。おまえなにをやったんだよ?」


都築からも突っ込まれる…


「あはははは…まぁな…」


俺はここで笑ってゴマかすしかなかった。

だって俺、中身見てないし知らないんだもん。

まさか自分で選んだプレゼントではないということをここで、ばらすわけにもいかなかった。


俺にもよくわからないが、月路が遠藤に選んだプレゼントのおかげで、サバゲ―のメンバーが集まりそうだ。


あとは真理でも誘っておくか…


「いやよ」


「は?」


あの真理が断るって?


「あんな野蛮な遊び。こわいもん。」


「お前がこわいってたまかよ!?」


「見るだけならいいけどね。私、こわくてあんなのできない!」


んー、見るだけかよ。それにサバゲ―がこわいって?ありえるのか?

まぁいいや。


「なら見るだけ見に来いよ。」


「いいよ」


真理は一応これで承諾してくれた。

もうこれは一応、いざという時の補欠枠だ。もちろんそんなことはここでは言わない。

どうしてもメンツが集まらなかったり、何か都合が悪い時には参加してもらうことになるだろうな…。

おそらく、その場合は一緒にいるあの月路さんが、絶対に補欠枠として、真理を引っ張り出すであろうことも期待して…。



そして、もう一人は呆気なく決まった。



「え?それはおもしろそうですね。実は俺も前々から興味があったんですよ。」


あの桜野先輩だ。


正直、都築と遠藤ですら「あの人、マジで大丈夫?」と言いたくなるほどの平和主義なあの桜野先輩の出陣だ。


で?問題はだ。あのサバセンまでどうやっていくかだが…

冷静に考えてみたら、サバセンは完全な地元ではなく、やっぱり離れた場所にある。


これも昨日月路から手紙が届いた。


“17時半。笹ノ葉高校。第三駐車場前に集合”


とだけ書かれいた。


そういえば宅配便もだが、手紙にも差出人の住所は書かれていなかった。


そうそれは俺ら参加者と真理がどうしても納得がいかない集合の仕方であった。


ここは年長者の桜野先輩が


「それでもし、最悪これで妥当な交通手段とか得られなかった場合、やっぱり自転車で行くか、最悪不参加でもいいのでは?」


ということになった。





そして金曜日が来る…   ―――――――――――――――――――――――――――


俺はまた、その第三駐車場にて不思議なものを目の当たりにした。


それは…なんとそこにナノカがいたのであった。


そのナノカはいったい何をしていたかといえば、そこに止めてあった大きなワゴン車にいきなり勝手に乗り込んでいったのでだった。


「あ、あの子…」


「いや、もうやめとけ。仮にあの子を捕まえたところで、あの子何も喋れないらしいから意味がないんだ。」


「マジか…」


そして、ナノカはすぐに車から出てきた。



そして例のごとくまた、俺にメモを渡す。


“つきじ”


とだけ書いたメモだった。

ナノカは自分がさっき入ったワゴン車を指さしている。


そこへ桜野先輩は



「ん?あの車に行けばいいの?」


とナノカにやさしく聞く。


ナノカはその問いに頷いていた。


「って?すごく怪しくない?」


真理の意見もごもっともだ。


そしたらそのワゴン車から一人の年配の女性が下りてきた。

推定50代か60代ぐらいであろう。

とても穏やかで優しそうな人だ。


「大空美星様。ご一行様でございましょうか?」


「え、まぁ…」


「私、本日運転手を勤めさせていただきます。八木と申します。

本日はよろしくお願いします。」


ものすごく丁寧にあいさつをされた。

ここまでされてはもう、断るに断りにくかった。



――だが、なぜ俺たちのことを、ここまで正確に把握しているんだ?


仕方ないので、まずは俺から先に車内に入ることにした。



すると…



ごめんね。更新遅れて…。

実は最近、いろいろ用がありました。

あと編集が少し手こずりました。

今回はあらすじも書けれませんでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ