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虐殺機関 02


01


 『ガルターク魔導帝国』――前身となるガルターク王国も含めれば実に百万年もの歴史を誇る、大陸西部地域を支配するファンタズマ最古の超巨大国家。

 その長大な国歴の間に皇帝の血統は数えきれないほど変わっているが、ここ数百年は“アトラクタ家”が在位に就いている。

 しかし、国内外を問わず、この国の国家元首の存在を気にする者は――ある5年間を除いて――ほとんど誰もいない。

 世界最大の魔術師ギルド“星振塔”が、この巨大帝国を影から支配していることが明白だからだ。


 創造神ラミュルトに魔法を授かった“最初の魔法使い”の系譜を継ぐ、異世界ファンタズマ最高の魔法学府にして最強の魔術師ギルド。それが星振塔である。

 所属している魔術師の数と質は他のギルドを圧倒しており、事実上、大陸の魔法使いは誰もが何らかの形でこの組織に関与して、恩恵を受けていると断言できるだろう。

 星振塔が研究し創造した様々な魔法の数々はファンタズマ世界の文明の根幹であり、この世界の住民が文化的な日々を過ごせるのも、全ては星振塔の成果によるものだ――と、このギルドに所属している者たちは自賛していた。

 そして、その自惚れを周囲に同意させるほどの力を星振塔が持っているのは、誰もが認めるところだった。


 しかし、星振塔がこれほどの勢力を誇れるのには、ある悪名高い政策と、特殊な集団が関与していた。

 ――“劣性魔力排斥法”と“戦闘術師”――である。



02


 数百mもの高さでそびえ立つ幾何学的なデザインの巨大塔が、地平線の彼方まで連なっている。塔同士を空中で繋いでいるのは、魔法ガラス製の透明チューブだ。

 継ぎ目一つ無い灰色の舗装道路は碁盤目のように規格化されて、車輪の無いゴーレム馬車が音もなく疾走していく。

 天候操作魔法で雲一つない空を、列なして飛んでいく個人用の小型方舟のシルエット。

 街行く人々の服装は、ここ最近は光沢感のある全身ローブが流行している。


 総面積5000平方kmにも及ぶ超巨大都市――魔導帝国首都“ガルタニカ”――奇しくもその光景は、20世紀の地球人が夢見ていた近未来都市に類似していた。

 星振塔の魔法技術の恩恵を存分に甘受しているこの都市は、すなわちファンタズマ世界における文明の最先端に位置していると断じても過言ではない。

 まさに偉大なる魔法文化の到達点と呼ぶべき華麗にして壮麗な首都――


 ――都市外縁部から目をらせば、であるが。



 この巨大都市の中でも一際ひときわ目立つ建物は、数千mもの高さを誇る漆黒の塔“星振塔本部”だが、それに負けず劣らずなのが、直径千mを超える巨大な純白の半球ドーム――ガルターク皇城である。

 実情は星振塔の傀儡とはいえ、体面上は魔導帝国の権力中枢機関であり、皇族の居城にも相応しい優美な白亜の城だ。


 しかし、その皇城の最深部には、ある奇妙な部屋が存在する。


 そこは光に満たされた純白の空間だった。

 天は果てしなく、地は見えず、ただ何処どこまでも雲海だけが果てしなく広がる世界――いや、よく目を凝らせば、雲に見えるのは透明感のある白いシーツで、それが何千何万と連なって、光の世界を漂っているのだ。

 その中心に、白い光の世界をけがす黒い物体があった。

 数mの長さで切り落とされた黒曜石の柱が5つ空中に浮かび、その上に4人の人影が鎮座している。

 それは、まさに怪人としか評せない奇怪な男女だった。


 まず一際目立つのは、紫色の豪華なドレスを着た二十歳はたちくらいの女である。

 薄紫色の縦ロールヘアに高貴そうな美貌は、高位貴族の令嬢を思わせる。

 だが、問題はその体格にあった。

 身長は220cmの長身。そしてバストサイズは220cm……どころではない。

 胸、腹、尻、胴体パーツの全てが直径3mを超えているのだ。胴回りではなく、直径が、である。

 脅威的を通り越して漫画的ですらある、圧倒的な肥満体――しかし、単純にデブと呼べない奇妙な違和感もあった。

 なぜか彼女には、肥満特有の重量感がまるで感じられないのだ。

 あたかも人間型の風船を破裂寸前まで膨らませたようで、風が吹けば飛んでしまいそうな軽い印象があった。

 この女の体内には、何が詰まっているのだろうか。

 また、これほど太っていれば頭部にも相応の脂肪が付くはずだが、その顔はむしろ細面の美女である。

 頭だけ別人にげ替えたような異物感は、この怪女に得体の知れない不気味さと、ある種のユーモアを醸し出していた。


 しかし、その向かいの柱に腰掛ける男の外見は、ある意味ファンタズマ世界においては、それ以上の違和感だろう。

 一言でいえば、それは現代地球のパンクロッカーだ。

 逆立てた黒髪に剃り落とした眉。鋭い切れ長の目は物騒な光を放つ。

 細身で筋肉質の上半身は裸だが、鼻先から胸元まで黒い革製のマスクで覆っている。肌の若さから年齢は20代そこそこに見えた。

 パンツは黒のレザースリムジーンズ。銀製のピアスにチェーンアクセサリー。

 そして全身から放出される、反社会的な殺気――

 所謂いわゆる“剣と魔法のファンタジー世界”であるファンタズマの住民とは思えない、実にかぶいた恰好だった。


 その二人に比べれば、この柱の上で微動だにしない人影は、それなりに真っ当な外見といえるかもしれない。

 純白の金属で造られた全身鎧――甲冑姿なのである。

 地肌が露出している部分は皆無で、性別も年齢も判別できない。腰には幅広のブロードソードが鞘に収まっている。

 とりあえず、パンクロッカーと比べればファンタジー世界の住民に相応しい見た目といえるだろう。

 だが、よく見れば奇妙な箇所もあった。

 金属製の全身鎧と聞けば、全てのパーツが文字通り硬い金属で造られていると思われがちだが、それは競技用や観賞用のイミテーションがほとんどで、実戦用はそうではない。

 関節や脇下、股間周りの部分まで金属製にすると、可動域や重量の関係で体がまともに動かせなくなるからだ。その為にそうした部分は布や皮、帷子かたびらなどで代用することが多い。

 しかし、この白い甲冑人間は、全てのパーツが完全に金属で構成された鎧を着ていた。

 果たして、なぜ、どんな意図で、この怪人はこんな欠陥鎧を身にまとっているのだろうか。


 そして、残る一柱は――


「“平凡”様は暗殺任務に失敗。現地にて自害なされたそうです」


 黒執事服。ロマンスグレー。片眼鏡。隻腕。好々爺――“ヴォイド卿”は、悲しそうに俯いていた。

 笑顔のままで。


「クスクスクス……あの御方は、我々“五本指”の中でも最弱……」


 風船女は上品に口元を隠しながら鈴のような笑い声をあげて――


「……と、言えたなら楽だったのですけど……はぁあああ……」


 ――すぐに盛大な溜息を吐いた。


「ええ、あの御方は間違いなく大陸最高の暗殺者でした」

「その暗殺阻止した異世界の機械人形……レ…れ……レモンパイさん…でしたかしら?」

「レミュータ様です。“レ”しか合ってませんぞ」

「ちょ、ちょっと間違えただけですわ……そのレミュータさんは、あの武帝すらたおすほどのバケモノさんなのですわよね? これってワタクシたち五本指でも相手するのは無理なのではなくって?」


 大げさな動作で風船女は頭を抱えて見せた。その不自然なお嬢様口調といい、どこか行動全てにわざとらしさのある怪人だった。


「ケッ……今さらイモ引く気かよ」


 パンクロッカーが唾を吐き捨てる仕草をした。この光の天上世界が彼等の主――魔女帝フロラレスの私的空間でなければ、実際に吐いていたかもしれない。


「俺たちはフロラレス様直属の戦闘術師“五本指”なんだぜ。相手が最強を倒すバケモンだろうが関係ねえ。獲物を選ぶような腰抜けは消え失せな」

「ワタクシ、どこかのおバカさんと違って、勇気と無謀の区別は付けますの」

「あぁ?」


 バチッ


 瞳に剣呑けんのんな光を宿すと同時に、パンクロッカーの右腕に紅い放電が走った。

 赤雷は右腕から全身に広がり、男を赤い稲妻の化身へと変貌させた。


「まぁ」


 風船女が楽しそうに眼を細めると、その凄まじい胴体の表面がグネグネと脈打ち始めた。

 あたかも、その内部で無数の何かがうごめいているように。


 パンクロッカーの放電は止まらない。

 風船女の蠢きも止まらない。

 一触即発の空気――が、


 ぱちん


 鍔鳴つばなり音。


「うぉ!!」

「えっ!?」


 二人の怪人は滑稽こっけいなほど動揺した。


「じ、冗談はやめろオイ!?」

「あああ貴方のソレは洒落になりませんわー!!」


 鍔鳴りの発生源――白甲冑は無反応だった。

 いや、それ以前にこの怪人は、先刻から微動だにしていない。

 どうやって鍔鳴り音――剣を鞘に納める際、鍔が鯉口とぶつかる音――を出したのか。

 パンクロッカーと風船女は、その鍔鳴りの何をそんなに恐れているのか。


「やれやれ……この調子では魔導帝国の悲願は、夢のまた夢ですな」


 ヴォイド卿は呆れた様子で溜息を吐いた――ように見えた。


 ガルターク魔導帝国の悲願――つまり、背後にいる星振塔の悲願――すなわち、魔法至上主義を大陸全土に浸透させることである。

 しかし事実上、それはフィクションに登場する悪の帝国よろしく世界征服するのと同義といえた。

 魔導帝国の成立から百万年以上、いまだかつて誰も成し得なかった偉業『大陸征服』――その為には、アルバイン帝国に存在する世界最大の紅石鉱山を抑えることは必須。

 今までは最大のライバルであったラングレード武帝国が立ち塞がっていたが、武帝ガイが行方不明となった現在こそ、事態を動かす絶好の機会なのだ。

 だが今度は、最強の武帝をも倒した異界の機械人形が、新たな壁となって出現した。

 かつて武帝ガイが企てたように、タケル皇帝を暗殺して、その後に生じる混乱の隙にアルバインを掠め取るという計画が、このままでは頓挫とんざしかねない――



 案 ず る な



 空間を満たす光そのものが発したような、威厳に満ち満ちた女の声――

 四人の怪人は黒柱の上で一斉にひざまずいた。

 その場に流れていた、どこかコミカルな空気が一瞬で払拭された。

 当然だろう。

 今、四柱の怪人に語りかけたのは、彼等の御主おんあるじにしてガルターク魔導帝国の最高権力者、そしてファンタズマ世界最大最高最強の魔術師――“魔女帝フロラレス”その御方なのだから。



 来 や れ



 黒い老執事――ヴォイド卿は一礼すると、眼前に次元門ポータルを開き、その中に消えて行った。

 魔女帝フロラレスが今、どこで、何をしているのか――それは彼女の直属の部下“五本指”である、この怪人達にも分からない。

 確かなのは、このシーツの雲海漂う天上世界の何処かに存在する事と、女帝に直接謁見できるのは、世界最高のポータル使いであるヴォイド卿だけだという事だ。

 結果として黒執事が女帝の伝令役となるのだが、彼は主の現状については一切何も語らなかった。勅命によって口止めされているらしい。

 一分と経たずに再びポータルが開き、ヴォイド卿は帰還した――小さな黒いベルトが並べられた台座を持って。



 こ れ で 汝 ら は 無 敵 と な っ た



「あら」

「ほう」

「……」


 風船女とパンクロッカーの瞳に凄惨な光が宿る。白甲冑すらも僅かに身動みじろぎした。

 ヴォイド卿はうやうやしく黒いベルトを手に取り、三柱の怪人に差し出した。


「では、ムシヒメ様」


 風船女――“ムシヒメ”は、黒ベルトを右手の小指に巻いた。全身が太過ぎて、そこ以外に巻く場所がないのだ。


「バイケン様」


 パンクロッカー――“バイケン”は、己の首に黒ベルトを巻いた。女帝への忠誠を示すように。


「ムメイ様」


 白甲冑――“ムメイ”は、自分自身ではなくブロードソードの柄に黒ベルトを巻いた。その意図は分からない。



 存 分 に 暴 れ よ



 光に満ちた楽園の如き天上世界に、無限の魔力オーラが渦を巻く。

 それは、大陸全土を震撼させる事変を告げる邪悪な燈火ともしびだった――



03


「何か食べたいものはありませんか」

「そうですねぇ……では殿方の精気をジョッキで――」

「これを機に、司祭様もダイエットを始めるのもイイと思うんです、あたし」

「……そうですね」


 真冬の晴天――白い壁際の大窓から、優しく暖かな光が差し込んでいた。

 白を基調とした豪奢な部屋は、しかし今は調度品を取り除いて、代わりに清潔なベッドと治療器具が並んでいる。

 苦悶の声も鮮血の匂いも存在しない、静謐で落ち着いた空気が満ちていた。


 アルバイン帝国皇都アジャーハ。その中心にそびえる皇宮の一室は、高級士官用の臨時治療所に改装されていた。

 ラングレード武帝国との戦争が終結し、皇宮の中庭を臨時治療所に開放するほどの緊急事態は解除されたが、治療所不足が完全に解決したわけではない。この部屋は負傷兵を治療するためではなく、一週間前の“平凡”襲撃事件の負傷したVIPのために用意された空間なのだ。

 あの恐るべき暗殺者“平凡”によって惨殺された人々は、あの直後にレミュータの治療用ナノマシンで全員が蘇生させられていた。

 かつてレミュータがいた地球においては、ナノマシンによる死者の蘇生は複雑な条約により無条件で使用できないが、今回のケースでは何とか条件をクリアできると白銀の機械人形のAIは判断した。

 その判断が無ければ、こうしてベッドに横たわる、ミルゴ村のラミュルト教司祭にして淫魔の女帝――“マザーウィル”の命も危うかったかもしれない。

 今の彼女は艶めかしい褐色の肌を惜しげもなくさらした全裸姿であり、210cmの爆乳が白い包帯できつく拘束されていた。健全な男子なら一目で射精しても不思議ではない淫猥な姿だが、甲斐甲斐かいがいしく世話をするショータとアニスの両名は例によって無反応である。もう見慣れているからだ。


「早く治るといいですね」

「ホントですよ。殺しても死なない御方だと思ってましたから、重傷負ったと聞いた時はビックリしたんですよ」

「……そうですか」


 むしろ子供達は心配そうに敬愛する女司祭を見つめていた。

 マザーウィルは爆乳の谷間の刺し傷を包帯の上からそっと撫でた。包帯越しにも傷の痕跡が見える。彼女が魔族でなければ即死しても不思議ではない重傷だろう。


「歩けるようになるまで一週間。完治まで一月ひとつきといった所感です」

「オレたち魔王級魔族でも、このざまだからねぇ……人間の魔法兵器もあなどれないさね」


 隣のベッドで上体を起こして苦笑しているのは、ライカンスロープの女傭兵にして孤児院の保母さんこと“シグナス”だ。230cmの身長と230cmの爆乳を包む白く美しい毛皮は、しかし今は妙に乱れてヨレヨレになっているが、それはついさっきまでお見舞いに来た孤児たちに揉みくちゃにされていたからである。

 あいつらお見舞いの意味を分かってないだろと愚痴をこぼしつつ、若干薄汚れた白い狼女はどこか満足気だった。


「魔族一の魔法の使い手であるお前さんなら、もう分かっているんだろ」

「ええ。かの暗殺者が持っていたという黒いベルト。あれこそが真に恐るべき存在です」


 あの一見何の変哲もない黒いベルト――ガルタークの皇城で“五本指”が受け取っていた黒ベルト――それには恐るべき魔力が秘められていた。

 そのエネルギー総量は、なんと武帝ガイの“最強”チートに比肩し得るほどだったのである。

 斯様かような凄まじいマジックアイテムを作り出し、平然と部下に分け与える世界最強の魔術師――魔女帝フロラレス。

 果たして、何者か。

 果たして、その意図は。


「――しかし私たちがこの有様では、レミュータ修道士に負担をかけ過ぎてしまうかもしれませんね」


 一同はこの場にいないミルゴ村メンバーの1人を思い、無言で白い天井を仰いだ。



04


 同時刻――アルバイン帝国帝都アジャーハ皇宮・大会議室の唯一の出入口である大扉前――そこに今、ある種異様な光景が連なっていた。

 一目で相当な手練れと分かる戦士や魔術師が十数人、壁を背にずらりと横並びしているのである。全員が無言無表情。気弱な者がその場を通りかかったら悲鳴を上げて回れ右しかねない、奇妙な迫力がある異空間だった。

 この面子は、大会議室にいる閣僚や有識者たちに仕える優秀な護衛たちである。会議内容が機密な為に外で待機しているが、もし中で不祥事があれば全員が光の速さで雪崩込み、不審者から主を守り切ってみせるのだろう。

 しかしその中でも一際目立っているのは、やはり身長240cm、バストサイズも240cm。銀の肌と白銀の髪。無機質な人外の美貌――“レミュータ”である。

 現在、彼女は大会議室で議長を務めているタケル皇帝の護衛任務に就いていた。同じ護衛であるマザーウィルとシグナスが重傷を負ってリタイアしているため、24時間勤務というブラックな状況下だが、アンドロイドには特に問題はない。


『…………』


 会議は長引いた。早朝から始まった議論は日が天頂を過ぎても続き、夕暮れに差し掛かって、ようやく大扉が内側から開いた。

 疲れ切った表情でずらずらと閣僚たちが姿を見せて、護衛を伴って自室へと消えて行く。そのメンバーの中に、毛皮と金属鎧を着た屈強な男が数人混じっていた。

 数分後、ぽつんと廊下に一機取り残されたレミュータは、


「……入ってくれ」


 消え去りそうなタケル皇帝の声に、無言無音無表情をキープしたまま入室した。

 巨大な会議室の中はタバコの煙が充満して、窓から差し込む夕焼けの光を散らしている。豪華なデスクの上には書類とティーカップが散乱していた。


「やっと会議がまとまった。まぁレミュータ殿ならとうに御存じだろうが……」


 椅子の背もたれにぐったりと寄りかかっていたタケルは、しかし精力的な眼差しを鋼の戦乙女に向けた。

 どこか、危険な光が宿っていた。


「これからラングレードの地に向かう。そなたたちミルゴ村の面子にも来てもらう事になるだろう」




つづく





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