表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/40

第一話「道士と殺人鬼」12

 視線の先には、ヴェロニカ目がけて駆けて来る黒い影とその手に握られる聖剣。

「エクスカリバー、お前はケルトの勇者が残した呪い。即ちイングランドの勇者を殺すための存在。ゆえにお前は魂で標的を選ぶのだろう」

『RRRRR!!』

「お前は『魂の色を見て』娼婦を殺した! なぜなら体は売っても心は売らぬ彼女たちの気高い魂を、『勇者のそれと判断したから』だ!!」

 ならば呪われし聖剣は、玉兎に何を見たか。

『RRRRR!!』

 刀身から放たれるは、呪いの炎。

 悪意が黒い火炎と化して、玉兎へ殺到する。

「なめるな……! 我は驕慢から肉体を失い、鬼門の気を大量に浴びた符によって長らえる者! 即ち外道なり!」

 符が宙で、上下二本ずつの平行線に挟まれたその二本と等しい長さの平行線――八卦で言う(かん)の形へと並び変わる。

「呪われし火であっても火気に過ぎん! 五行相克・水剋火すいこくか!」

 坎は水を象徴する。それは火を消し去る力。

 呪われし炎が符に弾かれると同時に、その符を割いて玉兎が飛び込んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ