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滝川雪の過去

20000pv有難うございます。

私はごく普通の家庭に生まれた。両親の仲は良くて、側からみれば幸せな親子像そのものだろう。


ただ一人の兄の存在を除いては一

兄は高校に上がった際、虐めに合い引きこもりになった。

そこから私の地獄は始まった。


私は自分の部屋に普通に寝ていた。

兄は夜、私の部屋に侵入して、私を汚していった。

父親が長期の海外出張に行ったタイミングを狙ったのだと思う。

お母さんにその事を話したら、お母さんはお兄ちゃんは可哀想なのと言うだけだった。

問題にしたくなかった父親はお前の教育が悪いと母を責めるだけだった。

兄は頻繁に私を犯すようになった。


雪はいい子だから、その言葉が私を苦しめた。皆が私をいい子だと言う。


真面目に生きてる人間は面倒くさい役割を押し付けられなければいけないのか、真面目に生きている人間は他人に腹が立っても悪口を言ってはいけないのか

真面目に生きている私は兄に理不尽に犯されなければいけないのか

私はいい子だから我慢をしなければいけないのか。


ある日、兄は今まで迷惑をかけて申し訳なかったと両親と私に頭を下げてきた。

これからは真面目に働くと、ネット上で会った女性と交際をすることになったらしい。

その女性を幸せにしたいと兄は言った。

父と母は泣いていた。ねぇそれ何の涙なの?私がやられていたことを二人は知っているはずなのに


幸せになるなんて許さない。

私は兄を階段から突き落とした。

私があんなにも恐れていた兄は背中をポンと押しただけで

あっけなく死んだのだ。


ダメ。どうしてだろう…おかしくて堪らない。心の底から笑いが込み上げてくる。

こんな感覚は普通じゃない。悪い事をしている。

そのはずなのに、嬉しくて堪らない。


私はそれからキラキラと

幸せそうにしている人達が許せなくなった。

それを壊すのがとてつもない快感になっていった。


幸せな家庭も友達との青春も仲睦まじいカップル達も

私がポンと背中を押すだけで簡単に壊れる。

所詮はまがいもの。


キラキラしてる高原くんと高原くんのために

一生懸命な弥生ちゃん。

私は彼ら二人を見てると苛ついてしょうがなかった。


私はクラスメイトを弥生ちゃんを虐めるように誘導した。

女子の友達関係なんて、儚いものだ。

弥生ちゃんが好きな男と仲良くしてたよと言うだけで、

嫉妬で勝手に想像を膨らませて、関係が拗れていった。



そこからは予想通り高原くんが弥生ちゃんを庇って

いじめは高原くんの方へ向かっていった。

私は高原くんが虐められているのを何もできないで

くやしそうに見ている弥生ちゃんがたまらなく好きだった。

私はぽんと背中を押しただけなのに、二人の幸せが崩れていく様が本当に見ていて楽しかった。


高原くんのお葬式の日、弥生ちゃんは憔悴しきっていた。私は背中を押してあげるだけ


「ね、わかる?弥生ちゃん」


「あなたが全て招いたの」


「高原くん、あんなにキラキラしてたのに、あなたを庇って、人生をダメにしたの」


「可哀想な高原くん。本当は弥生ちゃんわかってたんだよね?人気者の高原くんが一人ぼっちになれば自分が独り占めできるって」


「高原くんを殺したのは栗原くんでも事件の犯人でもない、弥生ちゃんが殺したんだよ。」



暫くして弥生ちゃんが自宅で首を吊ったという話を聞いた。おめでとうようやく一緒になれたね

高原くん、弥生ちゃん一一


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― 新着の感想 ―
[一言] 未来線で多数の無関係な人達に不幸をばら撒いた割に雪自身が歪んだ個人的な不幸が単なる家庭内での問題で(世間に不幸をばら撒くほど)大した話じゃないってとこがキモですね。しかも元凶の兄貴(と兄を大…
[良い点] 雪ちゃん歪みすぎ‥
[一言] ひぇ…ゲスすぎる…
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