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第一回イベント その7

どうもお久しぶりです(一カ月ぶり)

かなり遅れてしまいすいませぬ


ストーリーが思いつかず書くのにかなり苦戦しておりました

 イベント二日目に入り日が昇ってから行動を開始した俺たちは、早速戦闘を開始していた。


「はあああっ!」


 そんな雄たけびとともに目の前にいるプレイヤーが俺の胸元に向けて突きが繰り出す。冷静にそれを見極め突き攻撃を弾くと相手の急所を貫く、だが相手の体力を削りきるには至らなかったようで剣を振り下ろしてくる。短刀を抜いた俺は無理にパリイを狙わずに後ろへ飛ぶ。相手の剣は空を切り、俺と入れ替わるようにして走りこんだガル爺がハンマーをたたきつけ吹き飛ばす。その一撃で体力がなくなったようで地面に落ちる前に光となって消える。


「ナイスガル爺!」


 周りを見て相手パーティが全滅したのを確認した俺はガル爺に声をかける。近づいてハイタッチを交わすとそのまま話しかける。


「にしてもなんも言ってないのによく合わせられたな」


 先ほどの俺とガル爺の連携、俺は何も言っておらず合図もしていない。しかし、ガル爺は俺が引くことを察してカバーしてきた。だからこそ話しかけたのだが…


「ふん。伊達にお前さんの戦いは見とらんよ」


「だからって合わせられるわけじゃないと思うんだけど…」


 ガル爺の答えに苦笑いしながら答える。


(やっぱりガル爺も変態こちら側の人間なんだなぁ)


 そんなことを思いながらガル爺との会話を終える。


 現在はイベント二日目の昼前。生き残っているパーティ数はすでに四分の一を切っている。


「パーティの減り方がかなり速いのじゃ」


「そうですね。これはちょっと予想外です」


 残りのパーティ数を見たのじゃさんが呟き、それを聞いた神音が反応する。


「誰とは言わんが変にテンション上がって倒しまくってるやつがいるんじゃねーの。誰とは言わんが」


 二人の会話を聞いた俺はルークの方向を見ながら話す。


「ほぼ言ってるようなものでござるな…」


 俺の視線に気づいたルークは気まずそうにしながらも話し出す。


「いや、ほんとにごめんね。反省してるよ、後悔はしてないけど」


「えぇ…」


 そんなことを話していると俺たちがいるところへ球状の物体が降ってくる。俺を含めた数名はそれを認識した瞬間に物体がない場所へと飛び込む。球状の物体が地面に触れるとその大きさからは考えられないほどの大爆発を起こす。爆発に巻き込まれこそしなかったものの爆風で飛ばされたことにより、俺は他のメンバーと分断される。


「うーん、まずいか…?いや大丈夫だろ」


 俺が見た時点では2、3人逃げ遅れていたが何とかしているだろう。だって変態だし…


「今気にするべきはこっちだな」


 おそらく黄金平原を狙ったであろう爆弾。そして自分の周りにほかのメンバーは見えず、完全に孤立した状態。そこに現れる二人のプレイヤー。


「お前に恨みはないがここで死んでもらうぜぇ」


 片方のプレイヤーが話し始める。どうやらはめられたらしい。しかし1パーティの人数が十人と定められたこのイベントにおいて戦力を分けるのは得策じゃないはずだ。たとえ俺一人をこの場で倒せても残りの九人が残っているなら人数差でごり押しされる。確実に倒すためとはいえ戦力を分ける必要はないはずなのだ。そんな疑問が顔に出ていたのだろう、もう一人が話し始める。


「実はメンバーが欠けた5つのパーティで同盟を組みましてね。トップ旅団を倒して自分たちが残るために協力しているのです。ですので、あなた一人に対して人数有利で戦わせていただきます」


 言うや否や先に話した男が槍を構え、もう一人が弓を構える。それを見て俺も短刀を構え、頭を勝つためにフル回転させる。


(人は強大なものを前にすると協力する、だったっけ?なんかで読んだ気がするなぁ…)


 協力する相手方のパーティとそれに対峙するトップ旅団(俺たち)。この関係性を表した言葉を思い出しながらも戦いへと臨む。

_____________________________________


「まさかこんな状況になるなんてね…」


 黄金平原の団長、ルークは目の前に現れた敵を近くにいたミラと協力して倒すとため息をつきこぼした。


「ほかのメンバーは無事だと思うかい?」


「逃げ遅れてた神音、ガル爺、のじゃの三人はござると力 is パワーが回収してたし、孤立しててもよっほどのことがない限り大丈夫じゃないかしら」


 ルークの質問に黄金平原のメンバーの実力を今しがた倒した敵たちと比べて判断したミラが回答を返す。


「ミーニャは逃げられるだろうし、ホムラはああ見えてかなり強いし…」


「レインはゴキブリ並にしぶといしね」


 ミラが続けて話し、ルークが続く言葉を話す。レインに対するルークの評価に笑いながらミラが返す。


「そうね…。だから心配ないと思うわ」

_____________________________________


 目の前に突き出された槍を弾き、相手との距離を詰め攻撃を入れる。あと一撃入れられれば倒せるのだが相手に距離を取られる。追いかけようと足に力を籠めるが、横合いから飛んできた弓矢を交わすために力を開放する。


「だぁ、めんどくせぇ!」


 戦闘が開始してしばらく経つが、ここまで同じことの繰り返しであった。

 槍使いを倒そうとすれば弓使いに邪魔され、弓使いを倒そうとすれば槍使いに邪魔される。スタミナが減ったかと思えばもう片方がカバーし、俺のスタミナが少なくなれば二人で攻めてくる。絶妙なコンビーネーションで攻撃こそ受けていないものの攻めきれない状況に苛立ち思わず言葉に出る。


「何か打開策を考えないとじり貧だな…」


 このまま時間をかけていれば仲間の誰かが来て解決するだろうが、それでは面白くない。何かしらの方法を考え正面から打ち破りたいのだが、自分の覚えているスキルにこの状況を打破できるものはない。


「疾風突き!」


 体力を回復させた槍使いが俺の体めがけてスキルを繰り出し、ギリギリまで引き付けてから回避する。槍使いと距離を取り弓矢が飛んでくる前にショートカットからスタミナポーションを使用してスタミナを回復させる。


「待てよ…この方法なら…」


 今の一連の動作で打開策を思いついた俺は、飛んできた弓矢を回避して二人から見えないよう木の裏に逃げ込むとメニューを呼び出し準備を整える。


「いい加減に諦めちまえよ!」


 槍使いが木の裏に隠れた俺に距離を詰め槍を突き出す。突きを回避した俺は槍使いと対面し、弓使いの位置を確認、手順の再確認を頭の中で行う。

 先に動き出したのは槍使い。俺の足を切り払うように槍を振るう。俺はそれをジャンプして回避し、飛んできた弓矢を短刀を使って軌道をそらす。


「疾風突き!」


 息をつかせぬように放たれた槍使いのスキルを弾く。隙ができた体へ一撃叩き込み、あと一撃で倒せる状態。槍使いが回復のために引くが今度は追わない。横合いから飛んできた弓矢を顔をそらして回避し手に持った短刀を弓使いに向けて()()()。俺が投げた短刀は弓使いの右肩を貫きダメージを与える。


「はっ、残念だったな!」


 武器が無くなった俺に対して槍使いが言葉を吐きながら距離を詰めてくる。時間からして回復はしていないはずだ。

 槍使いは武器を持たない俺に対して槍を突き出す。俺の選択肢は今の状況なら回避のみだ。だから…


「サブ!」


 俺は設定したコマンドを叫びながら、ショートカットでサブウエポンを呼び出す。呼び出されたのはガル爺から短刀をもらったことでいらなくなった初心者用の短刀。それを使い眼前に迫る槍を弾く。


「なっ!?」


 隙ができた槍使いに対して俺が行う行動は一つだけ。


「致命の一撃!」


 万が一にも削り残しがないようにスキルを発動し急所を貫く。短刀の一撃は槍使いの体力を削り切り光へと変える。


 先ほど俺が行ったのは単純でショートカットからサブウエポンを呼び出しただけ。ではなぜ今まで設定していなかったのかというと、サブウエポンの設定は簡単でキーワードと武器を登録するだけで何個も登できるのだが、一つ増えるごとにスタミナの消費量が増えるのだ。一つだけなら大した量でもないのだが、わざわざ設定する必要も感じなかった俺はスタミナ消費が増えるくらいならとしていなかったのだ。キーワードをサブにしたのは時間がなかったからである。


「さて残るは弓だな」


 弓使いが光となって消えるのは一分後のことであった。

改めて遅れてしまいすいません


今後も遅くなることもあると思いますが気長に待って応援していただければ嬉しいです

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