第一回イベント その4
待たせたな(某段ボールに隠れた兵士風)
ガル爺に人外認定されてしまった。解せぬ…
とまあ、そんなことは置いといて状況整理といこうじゃないか。まず俺を狙って狙撃したプレイヤーは一瞬のスキをついて接近したミーニャが襲撃中。そして相手の残りの奴らが近くにいてもおかしくない。一気に攻めるなら近接組は近くにいないと出遅れるからね。
あっ、のじゃさんが詠唱してる。
「…流星の矢!」
のじゃさんが詠唱を終え魔法名を唱えた瞬間、複数の光の玉が現れビームのようなものが森の奥に向けて発射される。どうやらその方向に敵がいるらしい。俺とござさんが距離を詰めようと足に力を籠めるがルークに止められる。
「さっきまで散々暴れてたのにやめるのでござるか?」
「いや、うん、それはごめんね。テンションが上がっちゃってさ…。ってそうじゃなくて、相手が雪月花ぽいんだよね。」
ござさんの質問に対してルークが返す。曰く、相手が雪月花ならこちらも一人二人持っていかれる覚悟が必要になる。まだイベント期間が二日以上残っている現状欠員を出したくない。というわけで向こうが引くのならこちらも無理して追わない、ということらしい。
ちょうどルークの説明を聞き終えたあたりでミーニャが帰ってくる。
「レインを狙った弓持ちともう一人を逃がしてしまったにゃ。すまないにゃ。」
向こうに何人いたか知らないが二人に逃げられたらしい。言い方からして誰か倒しているみたいだし上出来だろう。報告を聞いた神音も気にしなくていいと励ましている。
それにしても雪月花か…。懐かしい名前を聞いたものだ。あそこの弓使いといえばホークかな?ミラと同じくエイム変態で、前作では長距離から正確に打ち抜くことから『鷹の目』なんて呼ばれていた。今思うとよく弾けたなよな。
どこから打たれるか分かってない状況で音だけを聞いて飛んできた弓を弾く。改めて振り返ってみたけど訳が分からんね。そんな光景アニメでしか見たことねぇよ。あれ…?
「いつの間に人間やめたんだ、俺…?」
「ほらほら、ふざけたこと言ってねえで拠点に帰るぞ。」
俺の独り言を聞いた力 is パワーから声をかけられる。別にふざけていたわけでもないんだけど…。まあ前作の時点でやばい奴認定されてるし今更か。そもそも俺が新しくビルドを変えたから目につくだけで、ほかの黄金平原の奴らだって十分人間やめてるような奴だっているんだ、その中にいる俺は一周回って普通だな、うん。そんな各方面からツッコミが入りそうな超理論を頭の中で繰り広げ自分を納得させる。
とりあえず俺たちは当初の予定通り、拠点に戻って休憩することになった。
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「かなりパーティの減りが早いわね。」
拠点に戻り休憩していると残りのパーティ数を見ていたミラが話し出す。その言葉を聞き俺も見てみると既に半数近く減っている。
「そうなんだよね。この感じだと今日はもう出る必要もないかなと思うんだけどどうかな?」
状況を把握していたらしいルークが提案する。もともとの目的であるパーティ数を減らすというのは達成された。このペースだと一日目が終了するころには半分以上が退場していることだろう。だからこそ今日はわざわざリスクを冒す必要という判断なのだろう。
ルークの提案に反対意見は出なかった。一日目の残りは休みになることが決定した瞬間である。ガル爺たちは再びわなを仕掛けに向かっている。
俺というとミラ、ミーニャ、ござさんを集めて話している。
「というわけで夜になったらこのメンバーで動きたいんだけど、どうかな?」
俺が考えたのは不意打ちがしやすい夜になったら少数精鋭で動き、後々厄介な人がいれば倒そうということだ。そのメンバーが索敵、不意打ちに特化したこの3人というわけである。
このあと3人からいくつか質問をされ了承の返事をもらう。あとはルークたちに許可をもらうだけだな。
罠を仕掛けに行ったガル爺とホムラ、その護衛に出ていたルークたちが帰ってきたところで俺は話しかける。
「無理をしないならいいんじゃないですか?そのメンバーなら先に見つかって襲われるということはないでしょうし、撤退もしやすいでしょう。」
ルークは渋っていたのだが神音が助け舟を出してくれる。その言葉を聞いてルークも大丈夫と判断したのだろう、無理をしないことを条件に許可を出してくれる。
「となるとできれば倒しておいてほしい人をまとめておかないとね。」
「あっ、ガル爺殿。作っておいてほしいアイテムがあるのでござるが。」
「もう少し罠を増やしておきましょうか。」
別行動が決まった瞬間に急に騒がしくなっていく。
「懐かしいなこの感じ…。」
誰もが黄金平原を勝利に導くためにそれぞれが最善を尽くし役割をこなす。前作ではよくやっていたがしばらく見ていなかった光景に思わずつぶやく。
「…なら俺も頑張らないとな!」
気合を入れるために自身の頬を叩く。
時間は過ぎていき夜。俺たちは行動を開始する。
一週間に一回くらいの更新頻度に変えていこうと思っています。忙しいのじゃ
まあもともと不定期更新の予定だから許してくだしあ…
いつ更新するか知らせるためにツイッターでも始めるべきか…?




