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第4章

 【禁読きんどく


 アイルランド人のパット・オブライエンは、無類むるい酒好さけずきだった。


 ある日、本を読んでいたら、飲酒の害が詳しく説明されていた。


 すっかり驚いたパットは、以後、本を読むのをやめることにした。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 【駄賃だちん


 酔っ払って眠り込んでしまった客を前に、ボーイが仲間に言った。


 「俺は、もう二度も彼を起こしたんだ。今度で三度目なんだぜ。」


 「なんでそんな男、おもてに放り出さないんだ??」と、仲間のボーイがいた。


 「とんでもない、なんてことを言うんだ。」


 ボーイが答えた。


 「そんなことができるものか。あの人は、起こすたびに十ドルくれるんだぜ。」

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