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第5章

 【労働条件】


 東ドイツから生命いのちがけで脱出してきた男が、ニューヨークのある工場で働くことになった。


 工場主が仕事の内容を説明し、週六日・一日十二時間ずつ働いてもらいたい、と言うと、亡命ドイツ人は色をなして怒りだし、断った。


 「おれは、生命がけで逃げ出してきたんだぞ。なんだってパートタイムの半端仕事はんぱしごとをやらなきゃならないんだ!?」


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 【プロポーズ】


 「じゃあ、お前は何人もの男にプロポーズされたというんだな!?」


 スミス氏は、怒り狂って、スミス夫人を問いめた。


 「そうよ、何人もよ。」と、スミス夫人は答えた。


 「それなら、最初にプロポーズしたウスラ馬鹿ばかと結婚してほしかったよ。」


 「したわよ。」

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