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第3章

 【疑惑】


 パーティーで、ある女性が昨夜見た夢の話をしていた。


 「夢の中で私、指を口(くち)の中に入れましたの。そしたら、歯が一本も無いの。」


 すると、隣で聞いていたウスノロの客が、疑い深そうにたずねた。


 「・・・指を入れたのは、本当に口(くち)だったんですか??」


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 【やめさせる】


 「奥様!」


 未亡人(みぼうじん)のジュディが、隣のピーコック夫人に苦情(くじょう)を言った。


 「再三(さいさん)、おたくの息子さんに言っているんですけど、いいかげん、私のあとを追い回すのをやめさせてくださいな。」


 「私も息子には、再三(さいさん)言っているんですよ。いいかげん、悪趣味(あくしゅみ)をやめるようにって。」

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