25/42
第24章
【新婚】
結婚した最初の晩、花嫁は「生理」だからと言って、夫を寄せつけなかった。
二日目は、「下痢」になったと言った。
三日目の晩、耐え切れなくなった夫は、船員の雨ガッパを着、ランタンをかかげて妻のベッドの傍に立つと叫んだ。
「血でも小便でも、泥でも糞でも嵐となって降れ! マキルロイ少尉は、今夜は絶対乗船するぞ!!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【まちがっている】
男は楽しそうに歌を口ずさみながら、鍵を差し込もうと、彼なりに最大限の努力をしていた。
しばらくたった時、二階の窓から、ひとつの顔がのぞいた。
「あっちへ行け、このバカ!」と、二階の男がどなった。
「入る家を間違っているぞ。」
「バカはお前だ!」と、下の男はどなり返した。
「顔を出す窓を間違ってるんだ。」




