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第24章

 【新婚】


 結婚した最初の晩、花嫁は「生理せいり」だからと言って、夫を寄せつけなかった。


 二日目は、「下痢げり」になったと言った。


 三日目の晩、耐え切れなくなった夫は、船員の雨ガッパを、ランタンをかかげて妻のベッドのかたわらに立つと叫んだ。


 「血でも小便でも、泥でもくそでも嵐となって降れ! マキルロイ少尉しょういは、今夜は絶対乗船するぞ!!」


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 【まちがっている】


 男は楽しそうに歌を口ずさみながら、かぎを差し込もうと、彼なりに最大限の努力をしていた。


 しばらくたった時、二階の窓から、ひとつの顔がのぞいた。


 「あっちへ行け、このバカ!」と、二階の男がどなった。


 「入る家を間違っているぞ。」


 「バカはお前だ!」と、下の男はどなり返した。


 「顔を出す窓を間違ってるんだ。」

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