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メモリア<神隠しの世界を航る僕と呪われた小説>  作者: zER0
第1章 黒き塔のロストパラレル
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L.P.4 対魔法犯罪組織課前線部隊 アーサー•グレイ

この世界に来て2週間も経ったけど、やっぱり神隠しの情報が掴め無いな…

「おーい、航琉ちゃーん!」

窓の外を眺めていたら下でアーサーさんがこっちに向かって手を振っていた。僕は彼にコーヒーを入れて上げた。もちろん、ジャックさんに教えられた通り砂糖がたっぷり入ったコーヒーだ。

「今日ってジャックくん達居ない感じ?」

「はい、本日は民間の方からの依頼で1日中席を外しています。」

「じゃぁ、今日は航琉ちゃんに手伝って貰おうかなー」

「それってもしかして?」

「もちろん、戦ってもらうって事だよ」

(キター!ついに僕も魔法での戦闘が出来る!)

「はい!僕で良ければ!!」

僕の〔生命が刻む歴史(メモリアスシーケンス)〕は戦闘向きじゃ無いけど、〔共振する地の精霊(ペトラゴーレム)〕なら闘える!

そして、僕達は港町にやって来た。

「対魔法犯罪組織課前線部隊アーサー•グレイ、探偵事務所オブシディアン社員時村航琉と共に只今駆けつけた。」

(あれ?アーサーさんってこんな人だっけ?普段はほんわかしすぎて、この人大丈夫か?って人なのに…)

「現状は?」

「はい!この先の雑貨店を占拠しているもようです」

「了解!〔すべてを見渡す監視者(パノプティコン)〕…犯人の人数は15!正面に6人、左右と後ろに3人づつ。僕と時村ちゃんで正面を突破する、皆は僕に続いてくれ!」

「「「「はい!」」」

(なんという統率能力、この人本当に夜遅くなったら酔っ払って来て事務所の玄関で寝るあのアーサーさんか??)

「さぁ、行くよ!」

そう彼が言った時、彼は1本の剣を握っていた、これが彼の魔法なのだろうか。そんな事を考えてる時間なんて無い。「いくぞ!〔共振する地の精霊(ペトラゴーレム)〕!」

目の前に2体のゴーレムが召喚された。そのゴーレムは、攻撃に怯むこと無く突き進み、犯人達を吹き飛ばした。アーサーさんも見事な剣捌きで全員を確保していた。僕達が捕まえた犯人を護送車に乗せようとした時、意識が早めに戻ったのか、1人の女性が口を開いてこう語った

「私の人形、あっさり壊されちゃったー。でも上出来、これからはより安定した毒人形が作れる。みんなこのフェイタルに従ってもらうよ…」

それは男性の声だった、女装?多分違うよな…

その瞬間、捕らえた15人全員の身体が消えた。アーサーの方に目を向けると、膝をついて悔しそうな顔で嘆いた。

「もっと早く気付くべきだった。今の15人は何かしらの魔法で操られ、殺された、ただ平穏な日を過ごしていただけなのに………フェイタル…覚えたぞ…絶対に僕が…僕がっ…」

コラム「アーサー•グレイ編」

職業:警察(対魔法犯罪組織課前線部隊)

年齢:23歳

能力〔すべてを見渡す監視者〕

   読み(パノプティコン)

   街中の群衆の動きを読み取る魔法。

   範囲はイギリス全土とかなり広い

   〔暗雲の投獄者に絶望を〕

   読み(ラビリンス•フォビドゥン)

   パノプティコンの監視下で罪を犯した者に対し

   て発動可能な能力。その効果は五感を奪い、相

   手の行動を制限する効果がある。しょっちゅう

   破壊されている。

   〔盤上の支配者〕

   読み(キング•オブ•ルーラー)

   範囲無いの自分を含めた16人を強化し、範囲内

   だが対象外の人物に弱体化と精神攻撃をする能

   力。強力故に国からの許可が降りない限り使う

   ことが出来ない。

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