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メモリア<神隠しの世界を航る僕と呪われた小説>  作者: zER0
第3章 巡る星のロストコスモ
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L.C.4 決戦前夜

甲板で僕と快斗は大きな紙を広げロストオーシャンの結末、おじいちゃんから聞いたセイファートの事など全て共有した。


ロストオーシャンでの話

•時村航琉がセイファートによって生まれた人格「雷狩」身体を奪われる

•雷狩が世界を書き換える〔原罪の黄金郷〕を使いロストオーシャンを撃破。その後、この世界にいた


「で、そのセイファートってヤツは何なんだ?」

「まぁ、待て、物事には順番ってもんがあるだろ?」


セイファートについて

•50年前に起きた災害『マギアフレーム』の元凶

•祖父の時村優斗らによって観測された存在

•セイファートの根は1つ1つ根源世界を内包している

•時村航琉の根源世界が一番セイファートに近く、そこから〔メモリーオブアカシックレコード〕の効果で干渉が可能になる

•セイファートは人の不幸や悲劇を糧にする呪いの樹


「にしても僕の根源世界ってどうやったら行けるんだ…」

「ん?ココの事じゃないのか?」

「え?」

「だってよ、お前はメモリーオブアカシックレコードを発動させずにこの世界に来たんだろ?」

「そうか、メモリーオブアカシックレコード以外に人間が根源世界に引きずり込まれるのは『神隠し』だけだ!いや、待てよ、じゃぁ、何で快斗もココにいるんだ?」

「それに関してはただの憶測に過ぎないが、お前がロストオーシャンで俺を飛ばした時に無意識のうちに自分の根源世界に俺を呼び込んだんじゃないのか?メモリーオブアカシックレコードは自分が観測された世界に自分が行くと言う能力じゃなくて、観測した世界が自分を引き寄せるようにする能力だと辻褄が合うはずだ」

「楔を打ち付け、それを辿るってそう言うことか…」

「にしても...良かったな、あと2体でここのコスモビーストを狩り尽くすところだった」

「セイファートの本へ行くためにココを消滅させれないもんね」

僕は船の一部屋を借り鏡の前に立った。

「楔…」

僕は探偵事務所に初めて訪れた時、鏡に僕の姿が写った瞬間を思い出した。

「あの鏡初めて見たとき少し違和感があった...」

はっとした様子で記憶をたどった。

ロストオーシャンの時もそうだ、レキラを水面から見たときも僕の顔が反射して写っていた。

このペンダントもだ、どの世界でも僕が行く先に鏡、もしくは反射物がある。

「僕が観測した世界にいる証拠…」

おじいちゃんが言っていた楔とは鏡に写った僕なんだ…

これを煙鏡によって導かれた運命と捉えた。


告知「虚光の樹と世界を航る少女 Nowher lost world 」編開幕

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