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メモリア<神隠しの世界を航る僕と呪われた小説>  作者: zER0
第3章 巡る星のロストコスモ
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L.M.0 鏡に写った君の記憶

「来たか、航琉」

「おじいちゃん?」

「あんたには沢山話したいことがある。まぁ、気抜いてくれ」

荒れ果てたビル街の中で静かに燃える焚き火を囲い、話が始まった。

「結論から言う。僕らの敵は世界そのものだ」

「もう1人の僕の世界…」

「航琉、あの頃の話しはあまりしたことは無かったよな、特に『マギアフレーム』については」

その後沢山の話をしてくれた。

メモリーオブアカシックレコードとはおじいちゃんとその親友が過去に起きた災害『マギアフレーム』の元凶であるセイファートに一矢報いるために作った魔術で、仕組みとしては異なる世界を観測する『蜘蛛の目』と言う機械を使って見えた世界に楔を打ち付け『煙鏡』の力でその楔を辿り世界を移動する者であると言う事だが…さっぱりわからん

「セイファートがある世界に一番近いのはお前の根源世界だ」

「僕の根元世界…」

「なんだ?早く行かないのか?」

「だって、今の僕には身体が無く魂だけだから…」

「そうだったな。ほれ、これを持ってくと良い」

そう言い渡されたのは宝石で出来た剣だった。

「これは?」

「この世界で禁断と呼ばれた者の剣だ、結晶を使った肉体の生成ぐらいだったら軽く出来るだろうよ」


気付いたら僕はベッドの上にいた。

「航琉!良かった、無事だったんだな?」

「---快斗…?」

「ああ、そうだ、俺だ!」

「ごめん、ロストオーシャンの時は、僕…」

「まだ寝てろ、とにかく今は休め」

起き上がろうとする僕を快斗が制止した。

「それなら、少し寝るよ」

僕の首にペンダントがかかっている。いつかの欠片が使われたペンダント、そのペンダントに僕の顔がうっすら反射している。

コラム

「時村優斗」

•航琉の祖父

•煙での移動を可能にする盾『煙鏡』の能力を持つ

•優斗の世代の能力は特殊なエネルギーを使用した機械による能力の酷使であるため、航琉世代の魔法とはかなり別物である

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