第2話 好きにやらせてもらう
かいた〜
どうもみなさん法園ことルビー・ヴァルハイトですわ
流石に前世と同じ喋り方は貴族らしくも、女性らしくもなのですので、この喋り方に変えていますわ。まっ!心の声は俺だけどねッ!
そんなわたくし、ルビー・ヴァルハルトは今…
少年が馬車から降りてくる
「やぁ!君が僕の婚約者さんですね!」
金髪に青の瞳、その姿は超ー美少年!
その姿はパツキンにブルゥゥアイ!、やっぱりあの方だよなぁぁ〜。ハァ、てかほんとに美少年だな〜、
こりゃルビーも主人公も惚れるわけだよ、この世界ではルビーが惚れることはまずないがね
俺が同じくらいのときは太っちょの可愛い少年だったのになぁ…
「ごきげんよう殿下、わたくしはルビー・ヴァルハルトと申します」
両手で赤色のスカートを上げ、目を閉じ、アニメで見た令嬢の挨拶をする。どうだ!俺はアニメを観た数なら誰にも負けないくらい観てるんだ!そしてぇ!ゆっくり目を開ける!すると〜?
美少年は頬を赤く染めルビーに見惚れていた
ハイ!落ちた〜!舐めるなよ!どこぞのアニメとは違い、俺は自分の可愛さぐらい分かってんだよ!
そして男の気持ちはこの世界の誰よりも分かってんだよ王子様!
「…あっ!す、すまない!僕も名乗らなければいけないな!僕はジーク・ルミナスこれからよろしく!ルビー!」
この方はジーク・ルミナス第一王子
つまりは未来の国王様だ。この方はゲームでは主人公の攻略対象として主人公とラブラブやって、俺ことルビー・ヴァルハルトを…?なんだっけ?思い出せない?なんでだ?ゲームのことだけが、頭に靄がかかったみたいに思い出せない。流石にここまで忘れっぽくなかったぞっ!なんだ!頭が、痛いっ!『攻略対象の中に俺をぶち込んだら…』『おれをみつけてくれ』
ルビーは右手で頭を抱え、倒れそうになる
「ルビー!大丈夫か!?」
ジークがルビーを抱くようにささえる
「王子様…」
ジークは嬉しそうに微笑んだ
ドキッ!
な、なんだ?一瞬ドキッとしたぞ?まさか体が女だからって考え方まで変わったのか?
流石に嫌だぞそれは!このままだと俺が
男とラブラブ?ハハ!無理無理無理!
俺はMAN!男!漢とかいておとこ!男の娘をたまにいいなとは思ったことはあるが、それは2次元の絵柄だから!実際に見たら普通に無理なんだよ!別にそういうのは否定はしないさ、でも!それを押し付けるのは違うんじゃねぇの!俺を転生させたあいつ!
てか、わかったぞ。俺がなんでこの世界に来たかが、
「あいつのせいじゃねぇか…」
「ルビー?大丈夫かい?」
あっ!やっべぇ、思いっきり素の喋り方で話してた!
ルビーは急いで起き上がる
「すみません殿下!殿下の前で見苦しい姿を見せてしまって、」
「大丈夫ですよ、婚約者を支えるのも僕の仕事ですよ!」
うわーなんていい笑顔。流石、攻略対象〜顔が良いね〜
ジークの執事が近寄る
「殿下そろそろ」
「もう!?早いな〜、もっと話したかったけど、また次にあったら話そう!ルビー!またな!」
ジークが右手を振る
「えぇ!またお会いしましょう殿下」
ルビーの部屋
ハァ〜、マジでなんなんだこの状況は
あいつが作った乙女ゲームの世界に転生させられ、王子の婚約者であり、この世界の悪役令嬢、ルビー・ヴァルハルトになるとか、どこのアニメだよ!それに推測だがこの世界に転生させたのはあいつだ。あいつは俺に『おれをみつけてくれ』と言ってきた。そしてここはあいつの作った世界、この事実から推測されるのは、あいつが俺をこの世界に転生させ、この世界のあいつを俺に見つけさせることが目的…
「いや、何故?」
理由は分からないが、あいつは俺にこの世界のあいつを見つけさせるためだけに、俺を厶ッコロして転生させた…
「ふざけんなぁぁぁ!なんで俺殺してくれてんの!?まだDTだったのにー!恋人すらいなかったのに!どんな理由かしらねぇが俺を厶ッコロしたあいつのいいなりになるのは嫌だ!」俺は悪役令嬢に転生したこの体で、この才能で、この記憶で!
右手を顔の前で握り宣言する…
「好きにやらせてもらう」
がんばる




