表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/36

さまよう光球

 闇を淡く照らす光球が。

 ぷかぷかと浮いていた。

 暗い森の中で。

 青白い顔をしてたったひとり。

 それは泣いていた。

 誰かに救って欲しいと願って。


 そんな中、迷子か捨て子か、小さな子供がやって来た。

 子供は見たこともない丸い光に、おっかなびっくり忍び寄る。

 光球も助けて欲しい一心で、子供へと近づいた。

 ふわふわと漂ってくるその光の玉に子供は手を伸ばし……。

 たちまち、子供は青白い炎に包まれて燃え尽きた。

 何が起きたか子供には分からなかったろう。

 しかし、それは光球にとっても同じことだった。

 なぜ誰も僕を救ってくれないの、と。

 たったひとりで泣き続ける。

 同じことの繰り返し。


 光球の正体はウィル・オー・ウィスプ。

 天国にも地獄にも行けずにこの世をさまよう、哀れな魂。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ