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チクワブ式卒業式準備②

放課後。


「……先生、マジで解任されるんじゃないか?」


「卒業式、やばくね……? 校長の“卒業式ガチ勢”っぷり半端なかったぞ」


「門ブ、撤去されてたし……」


静まり返った教室に、空気より重たい不安が垂れ込める。


だが——


そのとき、化世先生が戻ってきた。頭にちくわぶを一輪、飾りとして差しながら。


「……諦メマセン。“式典ハ、戦イ”デス」


「おかえりなさいませ、ちくわぶ女神」


「先生、どうするんですか!? 校長ガチギレしてましたよ」


先生は、ぐっと拳を握りしめて言った。


「地球ニ来タ意味、最後マデ貫キマス。“チクワブ卒業式”、実現サセマス」


この日から、俺たちは“本気の反撃”を開始することになる。


先生のために、ちくわぶのために、

そして俺たちの卒業式のために。


——続く。

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