第3話 〜げっ!?〜
俺は、教室を出て、ご飯をどこで食べようかと考えたが、あそこしかないと俺は思いその場所へと行く。
「やっぱり、誰もいないよな、この時間に図書室に居る人は。あいつ以外はな」
俺はガラガラと図書室の扉を開き、図書室の中へと入った。図書室の中に入ると、本を読むための机で本を読んでいた美咲。
「あ、あれ!? 彼方君!? ど、どうしたの!?」
俺が図書室に入ってきた事に気づき、慌てる美咲。美咲は、図書委員だ。なので、図書室にお昼と放課後居るらしいが、空いた時間があったらずっと図書室に居るので、図書委員の仕事は殆ど、美咲がしてるらしい。
お昼の時に、一緒にご飯を食べないかと誘ったことがあったが、普通に断られたのはいい思い出だ。
「いやー、聞いてくれよ美咲ー」
俺は美咲の前の椅子に座った。そして、俺の愚痴を聞いてもらう。
「そ、そんなことがあっの!? そんなの、許されないよ!? 私、そ、その人に直談判してくる!」
美咲は椅子から立ち上がり、図書室から出ようとする。
「待て待て! 落ち着けって美咲!」
「で、でも! それじゃあ、彼方君が可哀想だよ!」
美咲に相談したのは間違いだったか。だが、こんなに俺の事で感情的なってくれるのはすげぇ、嬉しいものがある。
そんな中、図書室の扉が開く。そして、図書室に入ってきたのは加奈だった。
「げっ!? なんで、あんたがいるの?」
加奈は入ってきた途端、嫌な顔をした。
「いやいやいや!? それはすげぇ失礼だからな!?」
「そのツッコミで、朝すべってたんだから、それ止めた方がいいよ」
「それは、ちょっと傷つくんだが!?」
加奈は俺のツッコミを無視し、俺達と違うテーブルに行き、椅子に座る。そして、さっきから置いてあったお弁当を食べ始めた。
だが、そんな加奈のおかげで場が静まり、美咲は冷静さを取り戻した。
「ご、ごめん、彼方君。わ、私が直談判しに行ったところでただ、テンパって帰るのが落ちだった……」
下に俯き、あからさまに落ち込む美咲。
「まぁ、数週間の間、我慢するだけだし。別に大丈夫だよ、美咲」
「彼方君はいいの? それで」
美咲は、元の椅子に座る。
「ああ、良いよ。檸檬を守れるくらいならさ」
この話題が終わり、中等部からずっと居る、美咲に俺は質問をする。
「あのさ、凄い話題が変わるんだけど、3大勢力の1つが新聞部ってのは分かったけど、あとの2大勢力ってのはなんなんだ?」
新聞部は、確かに凄い権力を持っている。人の秘密を握り、なんでも出来る。
だから、後の2大勢力も凄い権力を持っているのだろう。
「あ、後の2大勢力は、生徒会と、ファンクラブの人達だよ」
「生徒会とファンクラブか……生徒会はどんな権力をもってるんだ?」
「せ、生徒会はこの学校の虐めや、ルールとかを取り締まって、活動してるけど、1番、凄いのは生徒会役員の4分の3以上の合意が集まれば、校則を追加、改変、取り消しが出来るんだ」
校則を追加出来る……確かに入学の時、この学校の校則は絶対だと書いてあった。その中の一つに虐めをした場合、その者達を退学させるというものが書いてあった。そんなものは横暴だと思ったが、それを生徒会が作ったって言うなら理由は分かる。
「そ、それで、生徒会は教師の次に偉いから、生徒会は絶対的存在なんだ」
「凄いなそれ。生徒会になったら優遇されそうだな」
「そ、そうなの。その通りだよ。生徒会にも序列があって、一番偉い生徒会長が図書室を消せって言われたら、図書室は無くなっちゃんだ」
なんだ、そのアニメみたいな設定はと思ってしまった自分がいる。確かに、この学校は特殊だと思っていたが……明らかに変だな。
だが、そんなものは生徒の誰でも思っているだろう。だから、俺はその疑問を捨て、次はファンクラブの事を聞く。
「じゃあ、ファンクラブってのはどうなんだ?」
「ふぁ、ファンクラブは単純で、檸檬ちゃんや、明日葉ちゃんみたいに、容姿が凄い整ってる人達だけにファンクラブが出来て、そのファンクラブでグッズを作ってその売ったグッズのお金の2割を学校に渡すってやつだけど……」
「やつだけど?」
「ふぁ、ファンクラブの人達の中で、し、新聞部に繋がってる人達がいて、そ、その人達のせいで、生徒の秘密を知ってるって噂があるの」
新聞部と、ファンクラブが繋がってるか……。その時、お昼休みが終わる、知らせのチャイムが鳴った。
「やっべ! こんな話してたら、ご飯を食べる忘れてた!」
「ご、ごめん! 私が長話したから!」
「いいよ、早く、教室行こうぜ」
俺は、加奈はどうしたかと、後ろを見るともう加奈はいなかった。
どうも、誰も1日、2連続投稿をするとは思っていないと人達しかいないと思う犬三郎で〜す。
いや、違うんだ! この説明回を早く投稿したかった。この学校不思議ですよね。その謎もすげー後に分かるので安心してください。
by 明日も2本投稿を予定している犬三郎




