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第2話 〜駄目な執事ですね〜

第2話登場人物名前


日代明日葉:ひしろ あすは


連城成一:れんじょう なるい



「ゲホッ! ゲホッ! ゲホッ! 入学式前日に、風邪ひくなんて運がないな〜 」


ここは、明日葉家の連城の部屋。連城は、ベットに寝ている。明日葉の部屋より目立った装飾品はない部屋だが。一人暮らしの家より数倍大きい部屋。そして、明日葉家の部屋は、一般の家よりは高い家具を使っている。そのため、連城の部屋もそこら辺の家より高い装飾がされている。

そんな中、部屋の中にノックオンが響いた。


「入るぞ、連城」


執事長の声が聞こえ、返事をしようとしたが、連城の有無を聞かずに部屋の中に入った執事長。


「執事長! すいません、風邪をひくなんて……」


寝ている体を起こし、執事長の方を向く連城。執事長は、連城に近ずき、喋る。


「本当だ。執事は、ご主人様達に仕えるのが仕事なのに……お前という奴は……。体調管理の出来ない執事は、捨てるぞ?」


その冷たい口調に 、思わずまた「すいません!」と言う連城。


「いいか? 絶対に他のものには風邪を移さないようにな。もしも、お嬢様に移したら……それこそ3日間食事ぬきにするからな」


その言葉を最後に、連城に背を向けて部屋を出ようとする執事長。その、執事長に連城は喋る。


「はい、それは重々承知しています」


「その言葉を信じるぞ?」


その言葉を最後に、部屋を出ていった執事長。緊迫した空気が途切れ、ベットにまた横になる連城。


「まぁ、部屋に誰も入らなければ大丈夫でしょう」


部屋に風邪が治るまでもう誰も入れさせないと決めた連城。

その時、また部屋にノック音が響いた。


「連城、大丈夫ですか?」


扉越しのため声が聞こえづらいが、明日葉の声だと気づく連城。絶対に明日葉を部屋に入れてはいけないと思い、大きな声を出す。


「大丈夫です! お嬢様には心配はかけません!」


また、上半身を起こし、扉に向かって喋った連城。


「それなら、いいんですが……。入ってもいいですか?」


その明日葉の言葉にビクッ! と体を震わし、絶対に駄目だとまた大声を出す。


「お嬢様に風邪が移ったらそれこそ最悪の事態です! 絶対に入ってはいけません! 」


連城の気迫ある言葉に、明日葉は悲しそうに喋る。


「分かりました。また、来ますね」


小さいが、足音が遠くに行くのが分かった。それを、確認した連城は安心する。

だが、立て続けに大声を出したせいで具合が悪化した。思わずベットに横たわる。

視界がぐわんぐわんと回り、目を瞑る。そして、突如とくる孤独感。何も音が聞こえない中で連城は眠りにつく。


ーー数分後ーー


「もう、連城は寝ましたよね」


静かに連城の部屋の扉を開ける明日葉。そして、連城の寝ているベットへと近づくと、連城が息が荒い事が分かった。明日葉は連城のおでこに手を当て、熱がどれくらいか確認する。

手から感じる熱は相当なものだった。

明日葉は、連城の部屋から出て、タオルと水が入った桶を持ってきた。


明日葉家の執事達は必要最低限の者しか居ない。なので、1人が熱を出したら、その熱を出した人の仕事を皆で共有して、仕事をこなさなければいけない。なので、熱を出した執事やメイドは、自分で医者に行って治さないといけない。


それを知っている明日葉は余計と連城を心配する。

様子を見に来たのは正解だった。


「連城……頑張りすぎです」


連城のおでこに濡れたタオルを置いた明日葉。連城が具合が悪い理由を明日葉は知っていた。明日葉の学校生活が楽しく送れるように、一週間前から仕事が終わった深夜に、神社へ歩いて行っていた。その移動距離は約6キロ。往復で11キロだ。その神社に毎日行ってお祈りをしてくれている。

疲れた体なのにろくに寝ていない連城。それが、連城が具合が悪くなった原因だ。


「ゲホッ! ゲホッ!ゲホッ!」


苦しそうな連城を心配そうに見る明日葉。


「早く……仕事をしなければ……!」


寝言までもが仕事のことを言う連城。明日葉は、それを忘れさせるために連城の手を両手で握る。


「大丈夫ですよ、連城。今日だけは、忘れてください」


その優しい声掛けに、安心したのか、荒い息が静まってきた。その後、明日葉は連城のタオルを何回も変えて、ずっと連城の手を握っていた。


ーー数時間後ーー


連城の部屋のドアが静かに開いた。そこから入ってきたのは、執事長。


「やはり、ここにいましたか」


床に座り、腕と頭を連城のベットに置いている明日葉を見て、執事長は呆れる。


「あれほど、お嬢様に迷惑をかけるなと言ったそばから……」


執事長は自分のシャツを明日葉にかけた。そして、連城のタオルと桶を”自分で持ってきた桶とタオルを変える”。


「早く仕事を終わらせたのに、意味がなくなりましたね」


そういい、執事長は自分の携帯を取り出す。そして、この仲睦まじい光景を写真に収める。


「この写真を見れば、メイド長は喜びますね」


そういい、執事長は部屋を後にした。

どうも、第5話をまた再度読み返したら圧倒的に不完全だったのに驚いた犬三郎で〜す。

俺は何回、第5話の彼方と檸檬の掛け合いを直せばいいんだ!? 第1章最終回で自信もって治したので見てくださいと言ったのにまだまだ、不完全だったのに俺自身に腹が立ちます。来週はまた第5話を直させてもらいます。次がほんとうに最後にしたいと思います。

あ、あと、18時に投稿できなくて3年A組を見て、感慨深いなぁ〜じゃっ、寝るか! と思って寝ようとした瞬間に思い出しました。はい、来週はちゃんと決めた時間に投稿したいと思います……多分!


by 番外編、圧倒的に紗夜と加奈が出てこないと思っている犬三郎

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