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木星の中
ポム!と大気の中へ入ると、以外にも視界は良く、遠くまで見渡せた。
でも、風は台風並みに強く、進んでいるのか、流されているのか分からなかった。
しばらくすると、風が穏やかになった。
「ここは何処?」
「ここは大赤斑よ」
「大赤斑?」
「そうよ、赤い目みたいなのがあるでしょ」
「うん」
「今はその中にいるの。ここは磁場の関係で風の流れが遅くなっているよ」
「磁場の関係?」
「そうよ。星にはN極とS極があって、それを軸に回転しているの、でも木星にはもう一つ極があって、それが大赤斑なの。中心の質量が大きすぎて、できてしまったの。だから、極が三個あるって事になるわね……」
「真ん中だからМ極?」
「それ! 良いわね」
サラは微笑みながら云った。
「行こうか!太陽系の外へ」
私達は太陽系の外へ向かった。




