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夢飛行  作者: ひなつ
12/14

木星の中

ポム!と大気の中へ入ると、以外にも視界は良く、遠くまで見渡せた。

でも、風は台風並みに強く、進んでいるのか、流されているのか分からなかった。


しばらくすると、風が穏やかになった。

「ここは何処?」

「ここは大赤斑よ」

「大赤斑?」

「そうよ、赤い目みたいなのがあるでしょ」

「うん」

「今はその中にいるの。ここは磁場の関係で風の流れが遅くなっているよ」

「磁場の関係?」

「そうよ。星にはN極とS極があって、それを軸に回転しているの、でも木星にはもう一つ極があって、それが大赤斑なの。中心の質量が大きすぎて、できてしまったの。だから、極が三個あるって事になるわね……」

「真ん中だからМ極?」

「それ! 良いわね」

サラは微笑みながら云った。

「行こうか!太陽系の外へ」

私達は太陽系の外へ向かった。




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