Track00.『Gambler’s fate』
『Gambler’s fate』
動画リンク https://youtube.com/shorts/EKTe1Lg2Wfs
――まず、最初はイントロダクションとして、アルバムの冒頭に収録されている『Gambler’s fate』についてお伺いしたいと思います。
久世(Vo):あれ? これの収録って、だいぶ後の方じゃなかったっけ?
スタッフ:このMVはメンバーが登場していないので、最初に公開というスケジュールになっています。
久世(Vo):そうなんだ。でも話すことないよね、撮影に参加してないし。
篠原(Ba):お前に至っては、歌ってもないからな。
――こちらの曲はインストゥルメンタルなんですよね。
桐生(Gt):そう。だから久世は、歌詞も書いてないし、収録にもいなかったし。
久世(Vo):じゃあ、インタビューも参加しないよ。
篠原(Ba):いや、ちゃんと混ざってろ。
桐生(Gt):「混ざってろ」って(笑) 鬼ごっこしてんじゃないんだから。
久世(Vo):しーのはーらくーん、まーぜーてー!
篠原(Ba):うるせぇよ。声がデカいんだよ。
一同:(笑)
――先ほど、久世さんが「飛ばすヤツ」と仰っていましたが?
久世(Vo):あぁ、そうそう。これアルバムの冒頭に入ってて、20秒くらいの短いインストなんだけど、そういうのって、自分が買ったアルバムに入ってたら飛ばさない?「歌から聴きたい」って。
――いえ、あの……まぁ、そんな時も……
篠原(Ba):答えにくいことを聞いてやるなよ。
桐生(Gt):ここで、「はい、飛ばします!」とは言えないだろう(笑)
――(笑)。でも、そういう方は、確かにいらっしゃいますよね。
篠原(Ba):洋楽なんかでは、そういう構成のアルバムは結構あって、アルバムの持つ世界観への導入として、通して聴いてもらうと気持ちよくアルバムの世界に入っていけるという大切な役割なんです。
桐生(Gt):俺みたいなギター小僧は、こういうイントロダクションの方がむしろ好きだったりしたんだけどね。このイントロダクションから一曲目へのつながりが、な?
篠原(Ba):分かる!(びしっと、桐生さんを指さす篠原さん)
久世(Vo):楽器やってる人は、共感できるみたいだね。
篠原(Ba):俺は、その“つながり”が聴きたくて、つながりのところだけを編集してまとめたMDを作ったことがある。
桐生(Gt):いや、そこは全部聴けよ。お前も久世と似たとこあるぞ。
篠原(Ba):失敬な。
久世(Vo):それが失敬だよ!
一同:(笑)
――先ほど桐生さんが触れていた、イントロダクションをめぐるエピソードについて聞かせてください。
桐生(Gt):あぁ、あれね(笑)。久世がイントロダクションを飛ばすって話を聞いて、篠原が「俺の作った曲を飛ばすな」って怒って――
篠原(Ba):怒ったんじゃない、叱ったんだ。「マナー違反だぞ」って。
久世(Vo):俺、この年齢になってマナーで叱られたのか(笑)
桐生(Gt):それで篠原が、「イントロダクションを飛ばしたら、制作中の楽曲のキーを一個上げる」って言い出して。
久世(Vo):俺、冗談だと思ってたんだよ。
篠原(Ba):俺は、嘘はつかない。
久世(Vo):嘘と冗談は違うから(笑)
桐生(Gt):で、その時作ってた曲が『BROKEN』っていう曲で、久世が高音で苦労するくらいに、めっちゃキー高いの(笑)
――ハイトーンでお馴染みの久世さんが苦労されるキーの高さなんですか!?
久世(Vo):俺、ハイトーンでお馴染みだったんだ(笑)
篠原(Ba):初耳(笑)
桐生(Gt):でも、高音の伸びとパワーは誇っていいと思うぞ。
久世(Vo):うわ、桐生君いい人。友達になりたい。
篠原(Ba):今まで違ったのかよ(笑)
――少し『Gambler’s fate』から逸れてしまいますが……そんなに高いんですか?
久世(Vo):高い。サビ以外も高いから、もうずっと喉が「YEAHHHH――!(かなりのハイトーンシャウト)」って。
篠原(Ba):急にデカい声を出すな!
桐生(Gt):……びっくりしたぁ(笑)
久世(Vo):あ……、ごめん。(照れて頭を掻く)
一同:(久世さんの仕草に爆笑)
――可愛い(笑)
桐生(Gt):褒めないでください。すぐ調子に乗るんで。
篠原(Ba):あと、むやみにエサを与えないでください。
久世(Vo):動物か!?(笑)
桐生(Gt):俺はお前のことを、すげぇ頭のいいゴリラだと思ってる。
久世(Vo):それ、褒められてるのか貶されてるのか、微妙だな。
篠原(Ba):微かにでも褒められてると思えるお前がすごいよ(笑)
――では、制作に携わったお二人にお伺いします。
久世(Vo):はい。
桐生(Gt):お前以外の二人だよ(笑)
――今回、イントロダクションを収録することになった経緯を教えてください。
篠原(Ba):これは、久世が言い始めたんだっけ?
桐生(Gt):そうそう。そういうアルバムあるよね~って。
篠原(Ba):で、8曲くらい出来ていた段階で、「入れてみない?」って。
桐生(Gt):違う違う。「あの飛ばされるヤツ、ウチもやってみない?」だよ(笑)
篠原(Ba):飛ばされる前提のものを作れって、酷いヤツなんですよ、こいつは。
桐生(Gt):それで篠原が燃えて、「絶対飛ばされないヤツ作ってやる!」って(笑)
――仲良しですね(笑)
篠原(Ba):仲良しかなぁ、この話?
桐生(Gt):すぐムキになるからな。仲はいいんじゃないか(笑)
久世(Vo):相思相愛ではあるね。
篠原(Ba):黙れ(笑)
桐生(Gt):この言葉のチョイスのおかしい男が、すべての作詞を担当しているって、すごいバンドだよ、ウチは。
篠原(Ba):俺らが一番のGAMBLERだよ(笑)
――MVについて質問してもよろしいでしょうか? とても可愛い女の子が出演していましたが。
久世(Vo):と、言われても、俺らも完成品見ただけだからね。
篠原(Ba):このMVを撮影した場所は、別作品のMV撮影したのと同じ場所なんだけど、別日なんだよね?
スタッフ:はい。
篠原(Ba):だから、会ってないんだよね、この時は。これもまた別の曲になるんですけど、別のMVにも出演してくれて、そこで初めて会ったんだよね。
桐生(Gt):久世が「あぁ、MVの人だ~!」って(笑)
篠原(Ba):はしゃいでたよなぁ(笑)
久世(Vo):だって、本当にもう、人形みたいに可愛い子じゃない? 「実在するんだぁ」って。
篠原(Ba):してるって(笑)
桐生(Gt):それで、この子に「それはこちらのセリフです」って(笑) な?
久世(Vo):しっかりした子だったよね。
――本当に透明感のある、綺麗な女の子なんですが、途中で……
篠原(Ba):まぁ、そこは、ぜひMVを見てください。
桐生(Gt):びっくりするからね。
久世(Vo):『face your fate!』ってね。
わずか20秒のイントロダクションにも、三人らしいこだわりと遊び心が詰め込まれていた。
互いの言葉に刺激され、ときには冗談さえも楽曲制作の原動力に変えてしまうDOMESTICS。
『Gambler’s fate』が開いた扉の先で、いよいよ『GAMBLER』本編が幕を開ける。
『Gambler’s fate』
動画リンク https://youtube.com/shorts/EKTe1Lg2Wfs




