防福連携
障害者と農家が協力し合う農福連携は既に有る。けれども他の分野も障害者と協力し合うべきだ。
例えば極端な話だが、防衛と福祉が連携する。非常に異様な暴論の様だが、我慢して読んで欲しい。私がまず考えているのは民間防衛。スイスがやっている立派なものでなくても良い。隣近所でこまめに挨拶し合って不審者や犯罪者を牽制する。障害者や高齢者が子ども達の登下校を見守り、監視の目を光らせて子ども達を守る。障害者も高齢者も周りから関心を持ってもらう。
外国人と交流して親睦を深めておくことも民間防衛だ。互いに何が不満で何を望んでいるのか。親交が有れば話し合えるし妥協点を探り合える。そうでなければ移民問題は一気に悪化するし治安も悪くなる。
防衛と言うと軍事とか大袈裟な事を想像しがちだが、必ずしもそうではない。
また、簡単なドローンを高齢者と障害者が作っておくのも防衛の手助けになるだろう。そんな事は不可能だし出来ても国際問題になると読者は疑問を持つだろうが、既に中国では学生や子ども達にドローンを作らせて飛ばせる準備をしているようだ。一日に一千万個以上も作れるそうだ。日本も作らない手はない。
ドローンを作れなくてもそれに似た機械を作っておくのも十分な対策だ。効果の有る物が大前提だ。専門家や技術者が設計して分かりやすく図解して説明すれば作業療法士は独自に作れるはずだ。それを障害者や高齢者に教えて作ってもらう。企業やシンクタンクで雇用しても良いし、老人ホームや福祉施設で創作するのも良い。
防衛産業や国防について話題にするとどうしても危険な軍国主義を思い浮かべる人が多いけれど、それは違う。むしろ市民一人一人が責任持って考えて携わった方が暴走した軍国主義にはならない。災害支援や国防で自衛隊におんぶに抱っこの上に違憲だと否定する方が無責任だし平和を蔑ろにしている。
私は障害者に前線で戦えとは言っていない。むしろそうならない為に回避策を皆で考えるべきだ。常日頃、戦争の仕組みを考えておく事こそが平和研究であり平和主義でもある。憲法九条を守って戦争反対と唱えれば良いとは私は思えない。議論せずに反戦を強要するのは、戦前の竹槍運動以下だとすら私は思う。現実的で地味なやり方しかない。
悲惨で暗い報道から避けるのも賢い選択だ。現に精神障害者や発達障害者にとっては効果の有る選択だ。現実を直視しろだなんて私はおこがましい事を言うつもりはない。けれども国防に興味を持った時、防福連携を考えるのも良いと私は思う。防衛関係の人達も頭の片隅に少しだけ障害者の存在を入れて欲しい。




