障害者は戦力になる
障害者もまた機会が有れば十分に戦力になる。むしろ一方的に可哀想なお荷物だと決めつけた方が障害者の士気は下がるし、尊厳が傷付く。戦力になってもらうには当事者に合った教育と研修が不可欠だ。
ネットでは知的障害者や発達障害者が頑固で暴力的で怠惰だと一方的に決めつける人達が沢山いる。しかし実際には健常者よりも勤勉に働く障害者の方が多い。暴力的だったり怠惰だったりする障害者が時々いるのは、適切な教育を受けてこなかったり、差別を受けてきたり、身近な理解者に恵まれなかったりした場合が多い。最初から悪い障害者なんて殆どいない。健常者も同じだ。サイコパスだって適切な環境に育てば犯罪を起こさない。皆、障害者達を冷静に見直そう。
どうしても障害者が嫌いならば障害者から黙って離れれば良い。わざわざネットで障害者の多くを悪者にするのは間違っている。
医療従事者の他に社会福祉士や精神保健福祉士や作業療法士や理学療法士や言語聴覚士。その他にも障害者と関わる専門家は沢山いる。産官学はその人達の専門性を活かし障害者達を叱咤激励して教育と研修をじっくり受けさせる。障害者枠に否定的な人がいるけれども障害者の雇用は高齢者の再雇用と同じくらい大事だ。健常者の負担軽減に繋がる。障害者を最初から無能扱いするのは駄目だ。
障害者達に無理矢理、週五日の一日八時間も働かせなくて良い。周二日の一日三時間でも日本経済活性化になる。しっかり分かりやすく教えれば知的障害者は驚くほど真面目に働く。心身に負荷なく規則正しい生活が出来れば精神障害者は健常者並の結果を出す。得意分野を活かせば発達障害者は活躍する。視覚障害者も聴覚障害者も勤勉だ。車椅子利用者に対しては周りが動線を理解する事が不可欠だ。
障害者に月一万円以下の工賃で内職させるのは経営と運営の怠惰だ。福祉作業所と民間企業が連携して障害者達の士気を上げて研修を施して無理なく働かせる。給与も相応に払う。
既に農業分野で農家と障害者達が連携している所もある。農福連携。また、内職に疑問を持って新しい事に挑戦する福祉作業所も有る。
「一人一人に合ったやり方なんて面倒臭い」
と、不満の声が有るかもしれないが、運営・経営者は人を動かすのが仕事だ。健常者でも多様性を求めている。専門性を問われるならば専門家に相談すれば良い。当事者に何度か確認もする。
日本経済の為にも障害者を一方的に介助してもらうだけのお荷物だと決めつけるのは止めるべきだ。障害者も勇気を出して挑戦すべきだ。その為には産官学が機会を十分に与えるべきだ。また、障害者が仕事で失敗しても破綻せず気楽に再挑戦出来る素地は不可欠である。




