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異世界落胤セラ ~ポセイドンに捨てられた俺は、救うたびに誰かを溺れさせる~  作者: マーたん


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第六十六話:

―世界が止まる日―


その日は突然来た。


予兆はあった。


空のノイズ。


繰り返される夢。


LOOP。


そして。


何度も繰り返される“セラの死”。


⸻


だが誰も知らなかった。


それが。


“準備段階”だったことを。


⸻


世界は静かに壊れていた。


気づいていたのは。


観測者たちだけ。


⸻


三神凌牙


ワダ


駄口


そして。


崩壊しながら笑う男。


⸻


クロガミ


世界最後の日。


X DAY。


それが始まる。


⸻


第六十六章:X DAY


あらすじ


空に巨大な亀裂が走り、世界が静止する。


人々は動きを止め、都市はデータのように崩壊を始める。


その現象を前にする 三神凌牙 。


彼の前に現れたのは、観測者である ワダ と 駄口 。


彼らは告げる。


「今までのLOOPは準備段階」


「今回が本番」


⸻


空には巨大なゲーム画面。


表示される文字。


FINAL LOOP


⸻


そして。


崩壊する玉座に座る クロガミ 。


身体を崩壊させながらも笑う彼は、世界へ宣言する。


⸻


「ようこそ」


「最終ステージや」

第六十六章:X DAY


―終焉開始―


空が割れていた。


まるでガラスみたいに。


世界中にヒビが走る。


誰も理由を知らない。


だが。


“その日”は来た。


⸻


X DAY。


⸻


東京。


雑踏。


人々はいつも通り歩いている。


笑う者。


働く者。


スマホを見る者。


誰も知らない。


世界が終わり始めていることを。


⸻


その中を歩く 三神凌牙 。


彼だけは気づいていた。


空間のノイズ。


歪む信号。


突然止まる時間。


全部。


増えている。


⸻


三神が空を見る。


ヒビの奥。


巨大な“目”。


一瞬だけ見えた。


⸻


管理者


三神の背筋が凍る。


「……始まったのか」


⸻


その瞬間。


街の人間が止まった。


全員。


ピタリと。


動かない。


⸻


静寂。


風も止まる。


音が消える。


⸻


三神だけが動けた。


「何だよ……これ」


すると。


街中の巨大モニターが点灯する。


ザー……


ノイズ。


⸻


映った。


黒い画面。


そして。


一人の男。


⸻


クロガミ


なぜか司会者みたいな笑顔。


⸻


「全国の皆さーん」


「X DAYのお時間です」


三神。


「軽いな!?」


⸻


クロガミの後ろ。


崩壊する世界。


LOOPの扉。


巨大な時計。


全部映っている。


⸻


「今回のイベントは」


「世界存亡戦や」


画面にテロップ。


GAME START


⸻


その瞬間。


街がバグる。


建物がポリゴン化。


空がデータ化。


人々が静止したまま消えていく。


⸻


三神。


「ふざけんな!!」


走る。


だが。


地面が崩れる。


⸻


その時。


目の前にLOOPの扉が開く。


白い光。


そこから現れた。


⸻


駄口


その後ろに。


ワダ


二人とも真顔。


⸻


駄口。


「始まった」


ワダ。


「管理者が直接介入しています」


三神。


「どういうことだ!」


⸻


駄口が空を見る。


ヒビの向こう。


巨大な“目”。


完全覚醒。


⸻


「今までのLOOPは」


「準備段階だった」


三神。


「は?」


ワダが静かに続ける。


⸻


「今回が本番です」


その瞬間。


空が完全に割れた。


轟音。


世界崩壊。


⸻


空の奥。


巨大なゲーム画面が現れる。


そこに文字。


⸻


FINAL LOOP


⸻


三神の顔色が変わる。


駄口が低く言う。


「失敗したら終わり」


ワダ。


「世界ごと消滅します」


⸻


その時。


空間が裂ける。


黒い羽。


黒いコート。


ゆっくり現れる男。


⸻


好慊


彼は静かに笑った。


「お迎えに来ました」


三神。


「どこへだ」


好慊は空を指差す。


⸻


そこには。


巨大なゲームステージ。


六居館。


崩壊した未来。


全部混ざった世界。


⸻


そして中央。


黒い玉座。


そこに座る。


⸻


クロガミ


しかし。


様子がおかしい。


身体が半分崩れていた。


ノイズ混じりに。


⸻


クロガミが笑う。


「ようこそ」


「最終ステージや」


その瞬間。


世界中に警告音が鳴り響いた。


⸻


X DAY 開始


⸻


そして。


どこか遠くで。


セラが目を開けた。

⸻


登場人物


三神凌牙


世界崩壊の異変を察知する男。

X DAYへ巻き込まれていく。


⸻


ワダ


LOOP世界を監視する存在。

FINAL LOOP開始を三神へ伝える。


⸻


駄口


未来世界の記録係。

今回のLOOPが“最後”であることを知っている。


⸻


クロガミ


LOOPを支える楔。

崩壊しながらも世界を導こうとする。


⸻


好慊


三神たちを“最終ステージ”へ導く執行者。


⸻


セラ


FINAL LOOP開始と共に目を覚ます存在。

世界の鍵を握る。


⸻


管理者


FINAL LOOPへ直接介入を開始する。

世界崩壊の原因。


⸻


後書き


―X DAY特番―


♪テレレレレッ♪


謎のニュース番組。


司会席。


⸻


司会。


クロガミ


「こんばんは」


「本日のX DAYニュースです」


⸻


後ろで世界崩壊。


\ドゴォォォォン!!/


⸻


アナウンサー席には。


駄口


と。


ワダ


⸻


駄口。


「現在、世界の六割が崩壊中です」


ワダ。


「交通機関にも乱れが出ています」


三神。


「ニュースの規模じゃねぇ!!」


⸻


クロガミがフリップを出す。


今日の運勢

世界:滅亡寸前


⸻


ララガミ呆れる。


ララガミ


「最悪すぎる」


⸻


その時。


緊急速報。


\ビーッ!!/


画面。


セラ、また死亡


全員。


「また!?」


⸻


クロガミが頭抱える。


「コンティニュー急げぇぇ!!」

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