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第七十二話 神殺しの再戦
「……やはり」
私の視線の先には、破壊神ペルデレが佇んでいた。左腕のみを失った姿で。
私は何となく破壊神の位置が把握できる。眷族だからか。破壊神を視認できるのも、そのためだろう。
「またお前か」
ペルデレは私を見て、そう言った。
「左脚が再生しているね」
「失せろ」
「……私はお前の首を取りに来た」
「お前独りで俺と渡り合えると思っているのか?」
ペルデレは嘲るような笑みを浮かべた。
「思っている」
「……いいだろう。さあ――いざ、闘おうではないか」
私達は、命を賭けた決闘を再び始めた。
「破壊神の干渉――一国の消滅。……此の上は、殲滅」
繝上ョ繧ケは、殺風景な景色の向こうを見据えながら、そう呟いた。




