第3話 勇者パーティーの日常
まえがき
初めまして、作者です!
初めての作品でなにかと至らぬ点もありますが、楽しんでいただけると嬉しいです
by2月の作者より(by10月の作者より)
「れお! あさ! おはよ! ちょっと待って寝ようとしないでおきて?」
「……ぅん、おはょ…………いま何時ぃ……?」
「もう九時! お着替え手伝ってあげるから準備しよ!」
「っは? いや一人でできるしてかなんで俺の上に乗ってるのちょっと待ってえ?」
「ふふっ、なにテンパってんの? 冗談だよ? あっ、もしかしてしてほしいの?」
「いや違うから…………着替えるからでてって?」
「わかった。のぞいてるね?」
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………。心臓に悪い。ったく。
白状します。俺、朝が弱いです。
いつもあいつに起こされてるんです。いや、起きなきゃとは思うんだよ。でも眠いもんは眠いんだ。あ、でも普通は扉の外から叩くか、顔の横に火を持ってくるかのどっちかだからな。誤解しないでくれ。……まぁ、そのおかげで魔法式の解析がとても上手くなって、あいつの魔法に介入して消せるようになったけど。
着替え終わったしダイニングに行くか。なんだかんだ準備して待ってくれてるんだろうな。ドアを……なんかドア重いな。
「っ……! なんでいるんだよ」
「えー? そりゃもちろん、レオの着替え覗いてたんだよ? ちょっと筋肉ついたね」
「は? え? は?」
「もろちん冗談だよ? 着替えの音聞いてただけだもん」
……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………。
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「ようレオ。随分と疲れた顔してんな。アーユーオーケイ?」
「何も大丈夫じゃないわ。うるさいやつがちょっとな」
「……心中お察しいたします。ガンバ!」
ユリウス。舐めてんのか。
「そういうお前こそどうなんだよ。シズネとは」
「すぅぅぅぅぅぅぅ…………はっ、やばい逃げてるんだった。じゃあな!」
あいつ許さねぇ。次会った時が運の尽きだ。
おっと、キャラが……失礼いたしました。
「レオくん、おはようございます。ユリウスを見ませんでしたか?」
「おはよう。さっきあっちに走って行ったよ。どうかしたのか?」
「いえ、なんでもありませんよ?」(ニコッ)
(……がんばれ、同志よ)
「……ところでタケルはどこにいる?」
「武器庫にいると思いますよ」
「わかった、ありがとう」
「タケル、そろそろ装備以外の話し相手を作ったらどうだ」
「はっ、これはレオ殿、おはよう。見てくれこの輝きを。三時からずっと手入れしていたのだ」
「あっ、すごいすごーい」
「やはりそうだよな。ほら、君も聞こえるだろう、この喜びの声が」
「そうだね聞こえるねー。……そろそろミーティングの時間じゃないかい?」
「ん? どうやらそのようだな。まさか七時間も手入れをしていたとは。行こうではないかレオ殿」
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「みんなおはよう。これからミーティングを始める」
「「おはよーございまーす」」
「知っての通り、レオの魔道具に故障の可能性があることから、研究所に送った。二週間は返ってこないだろう。というわけで今日から一週間、休みだ! 休みに徹するもよし、鍛えるもよし、…………」
「ねぇねぇレオ、なんかシズネとユリウスいつにも増して距離近くない? しかもシズネちゃん今日機嫌いいよね?」
「そうだが……ご機嫌に鼻歌歌いながら、俺の腕に抱きついてきてるお前が言えたことじゃないぞ」
「だって休みだよ? 嬉しいじゃん。それに幼馴染なんだからいいよね?」
「いいんだけどさ……はぁ」
「ため息ばっかだとしあわせ逃げちゃうよ?」
「おいそこ、レオとホノカ。いちゃつくな。話を聞け」
「すみま「シズネといちゃついてるくせに」
「うるさい。一人だけぼっちなタケルが可哀想だろ。続けるぞ」
「それは聞き捨てならないなユリウス殿。私には装備たちがいるんだ」
「はいはい。今度こそ続けるぞ。その装備なんだが、新調できるぞ。ギルドが補助してくれるらしい。金は気にしなくていい。タダで買えるぞ。できるならこの休み中に新調しておけ。この装備で100層以降も行くからな。他、連絡事項のある者は? いないな。これにて今日のミーティングを終わる。解散!」
「レオ、装備新調だって。明日一緒に選びに行こ? どうせ暇でしょ?」
「はいはい。いっちょにいきまちょーねー」
「もう、馬鹿にしないで! 明日はちゃんと朝起きてね?」




